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呼び名と敬語 08歩
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片付けなどを終わらせると、何もすることがなくなった。
「やることやってしまったね」
「そうだな。何かしたいことあるか?」
したいことかあ…。
「エッチしたい」
エッチしたりないんだもん。
激しくても、あんなに大切にされてると感じるエッチは初めてで、何回でもしたくなっちゃう。
「腰辛くない?」
「辛くないよ。僕は大丈夫。なんなら、さっきより激しくされても大丈夫」
僕が笑ってそう言うと、侑李さんはまた悲しそうな顔をした。
「その言葉忘れるなよ?」
「うん!」
侑李さんはパッと表情を変えて、僕をベッドまで連れて行き、たくさん愛してくれた。
行為の最中、僕の満たされる心とは反比例するように、侑李さんの心に影ができていたのは気付いていた。
本当にごめんなさい。
いつかはちゃんと話します。
そう思って、最後は意識を飛ばした。
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