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驚き
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「おや?君は確か以前、ニノネ君に会いに…」
「あ、さ、斎藤です…。先生あの、いきなりで申しわけありませが……ニノネ君のお父さんって、いらしたことあります?」
先生はポリポリと頭をかいた
すごくシブい顔してるなー…
この先生
「……いや、ちゃんとしたニノネ君のお見舞いに来てくれた人は斎藤さん、あなた以外いなくてね…」
「!」
立花くん…
「斎藤さんはニノネ君の家族でもなく、ましてや知り合いでもなかったんだろう?
ニノネ君、すごくビックリしてたよ!
お客が来たって言った時にはね」
「ビックリしてたんですか?!あの顔で!」
「ニノネ君はあまり、表情が豊かでないからねぇ…僕もようやく感情程度なら分かるようになってきたよ」
感情程度って……
それが分かるところがお医者さん、超respectでございます
「特に、早く笑った顔なんか見たいなぁ」
「え?先生笑った顔見てないんですか?あんな可愛いのに?!」
「えーっ!!君、見た事あるのー?!」
えーって、
そんな両手広げて片足あげて、オーバーリアクション取らなくても…
「すごいね君、どんな話してたんだい?」
「"オッサンって呼ぶな"です」
「……」
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