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朝になって、家中を見て回ってもあいつは居なくて。
けれど俺の手は勝手に2人分のサンドイッチを机の上に並べてた。
家の中にあったもの勝手に使ったけど大丈夫かな。
うん。味はかなりイケル。
制服に着替えて誰も居ない部屋に「行ってきます」と呟いて、家を出た。
学校に着いて、ふと思う。
そういやあいつ何組だっけ?
「まぁぁきぃぃ......ちゃんっ!!ステキな寝癖だね!!」
「慎太郎、いきなり抱きつくのやめなさい俺の寿命が減るから」
「......で、どうだった?」
「ハ?」
「同居人。何かされた?蹴られたり殴られたりしてない?」
「あーうん。それは大丈夫。家入った時はびっくりしたけど特に何も起きなかった。」
「そっか。良かった良かった。」
「慎太郎俺さ、アイツとどういう関係があって一緒に住んでんのかなぁ」
「関係なんてないよ。ただの、同居人。」
「そう?でもさ、一緒に住むわけだからある程度は仲良くないとダメじゃん?」
「思い出さなくていーよそんなの。やっと忘れられたんだからサ」
「......?うん。わかった」
「...まきちゃん、オレトイレ行ってくんね。」
「おぅ。」
「大の方だから長くなる☆」
「いちいち報告しなくていいからッ!!」
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