アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
-
* * * * *
「愛島、さっさと座れ。」
「なんですか?」
「この俺がお前の身体を洗ってやろうと行っているのだ。わかったらさっさと座れ。」
「いっ…、いいです。それくらい自分でしますっ。カミュは自分の身体を洗ってください。」
「俺は先程シャワーに入ったばかりだと言っているだろう。お前がちんたら洗っているのを待っていては、くたびれてしまうからな。素直に人の厚意に甘えろ。」
「はい…、わかりました。」
言い方はきついが、なんだかんだと優しいカミュに、ドキドキしながら、セシルはカミュに手伝ってもらう事にした。
バスルームの椅子にセシルを座らせ、後ろからカミュが手伝う形で、二人でセシルの身体を洗っていく。
白い泡をたっぷりつけた2つのボディタオルで、セシルは左腕から喉元、右腕、胸元と順番に自身の前を丁寧に洗い、首、背中をカミュがボディタオルで優しく包み込む。
カミュに洗われている部分が少しくすぐったかったが、少しずつ慣れてきて、ようやく下半身は熱も逃しつつあった。
が、次の瞬間、カミュがいきなりセシルの後孔に中指を突き立ててきた。
泡で滑りの良くなった中指の第一関節が、簡単に中に入っていき、不意を疲れたセシルは、思わず変な声を出してしまう。
「ひっ…!!なっ、何をするのですかっ…!?」
「何もクソもなかろう。身体を洗ってやっているだけだ。」
「そこはじぶんでっ…ん…っ、ゃっ…、やりますっ…!んっ…!」
カミュが指の動きを止めることはなく、指の出し入れを続けた。
中に入ってくるときの違和感と抜ける時の刺激がセシルに快感を与え、下半身にまた熱がこもり始めていた。
そして、充分に刺激を与えた後、カミュの中指が抜けた。
「んっ…ふっ…。」
指が抜ける瞬間、一層強い刺激を感じ、声にならない声を思わず漏らしてしまった。
後孔から指が抜けた頃には、下半身は充分に大きくなってしまっていた。
そして今度は前へ、カミュの右手が指を這わせた。
「やっ…ダメです…カミュっ……!!そこはっ…さわらっ…な…でっ…!」
必死に懇願するも、カミュは無言のままで指の動きを止めようとはせず、
そして握るように掴むと、ゆっくりと、上下へ手を動かしていった。
細い指先は器用にセシルの良い所を刺激し、セシルの絶頂感が徐々に高まって行く。
「んッ…、もう……い…きそ…ッ…」
あともう少し…というとこで、徐々に手の動きが弱くなっていき、絶頂感が途切れ、なんともいえないもやもやした感じだけが残ってしまった。
「なん…で…ッ!!なんでイカせてくれないのですか…!!カミュのイジワルッ…!!」
セシルは涙目で怒った。
しかしカミュは悪びれた様子もなく、しれっと答えた。
「お前が触るなと言ったんだろう。俺は言うことを聞いたまでだ。」
「そんな……!ヒドイ…!」
「ん?何だ、もっと触って欲しかったのか?この変態。」
「ちがっ…!ワタシはヘンタイなんかじゃない…!カミュが触ってくるから…!」
「俺が触ってくるから…発情してしまったのだろう?
「ッ…!」
フッとカミュが笑うと、セシルはまた顔を真っ赤にし、潤んだエメラルドグリーンの瞳でカミュを睨みつけた。
「カミュのバカ…!」
拗ねたセシルに、カミュは思わず後ろから抱きしめてしまう。
「カミュ…?」
振り返り様、セシルの瞼に優しく口づけされた。
そして耳元に、重低音で囁く。
「そう拗ねるな。後で存分に気持よくしてやる。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 12