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夜想曲 Ⅱ〜side晃牙〜にしおりをはさみました!
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夜想曲 Ⅱ〜side晃牙〜
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「…っ…く…うぅ…」
壁に手をつき 後ろからの突き上げられる感覚に
歯を食い縛って耐えた
「…わんこ…気持ち良いかえ⁇」
「…う…っせ…さっさとイケよ…」
いつもの放課後
軽音部の部室
夕方になるにつれて徐々に元気になっていくコイツに
こういう事をされるのは 日常茶飯事だ
「…ん」
短く息を吐く声を聴いた次の瞬間から
激しく出し入れされて 目の前の景色が歪んでいく
「う‼︎…ああ‼︎」
Yシャツの襟元を引っ張られたかと思うと
首がズキンと痛み 吸血されているのが分かった
奥に入って来る感覚と
体内から出て行く感覚が同時に来るのは
何度経験しても慣れず この絶妙な刺激により
いつも俺の方が先にイッてしまうのが かなり悔しかった
「…あ〜…締まって気持ち良いのう」
「…う…あ」
俺がイッて程なく 熱い液体が腹の中に放出されて
膝から崩れ落ちそうになる
労わる様に首筋を舐められたり 頭を撫でられたりすると
泣きそうになるから止めて欲しい
「…イッたなら…早く抜けよ」
「…分かっておるわい」
ゆっくり引き抜かれて 背筋がぞくぞくする
それを悟られない様に体を離すと
背中を向けたまま 一人処理を始めた
「ん〜 運動したら眠くなってきたのう…
わんこ 一緒に寝るかえ⁇」
「… 一人で寝てろ」
「…冷たいのう」
身支度を整えてから 静かになった棺桶に近付いた
吸血鬼ヤロ〜は すやすやと寝息を立てながら寝ていて
俺は そっと手を伸ばした
「…朔間先輩」
白くて滑らかな肌や 綺麗な黒髪に触れれば
胸の辺りが締め付けられる様に痛んだ
初めてこの中でシテ以来
顔を見てする事も 最中にキスをする事も無く
本当にヤるだけといった行為が続いていた
でも拒否するなんて やっぱり出来なくて
求められれば それを受け入れていた
「…はぁ」
小さく溜息を吐くと ギターを取り出し
一人虚しく弦を弾いた
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