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竜也と大和の休日にしおりをはさみました!
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竜也と大和の休日
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(リクお応え。エロ多めで、やや長文です。すみません(汗))
「え…………………と、変やないよな………………」
とある平日の、大和の部屋。
大和は、軽いダメージジーンズにジャージー素材のブルーのジャケット、白の浅VTシャツ姿で、クローゼットに付いた鏡とにらめっこ。
首には、クロ○ハーツのお気にのネックレス。
嵩原譲りの体格に、両親からもらった顔は、イマドキなイケメン高校生。
…………………………OKでしょ?
「………………………て、何しとんねん………………俺」
クローゼットの扉に手を突き、大和は息を漏らす。
事の始まりは、昨日の夜。
父親からの、一言。
『明日、久々にフリーやな……………大和、デートするか?』
『……………………は』
デート?
あ、そう言や………………前回は、錦戸が親父を迎えに来たな……………………え、デート……………………。
改めて言われたのは、初めてである。
デート。
今更だが、父親と自分の関係に、大和は照れを覚える。
そして、今朝から服を引っ張り出し、これで試着3回目。
アホやな…………………。
鏡に映る自分を見て、顔が赤くなる。
柄にもなく、ドキドキしてたりして。
「ふーん……………………ええやん」
ビクッ………………………
ドキドキな大和の背後から、その原因登場。
見られた!?
大和は、鏡に向かって密かな緊張をさらしている事に、恥ずかしさで身体が熱くなる。
「お………………親父………………」
「俺のガキにしては、クオリティ高いな。お前は、何着ても似合うわ」
いや、あんたが高いから!
父親の近付いてくる足音を聞きながら、大和は心の中で突っ込んだ。
そんな事を思っているうちに、父親の腕が大和を後ろから包み込む。
「ちょっ…………………親………」
「……………………俺の為に、服を悩んでくれとる思うたら、たまらんな………………」
またそれを、耳元で囁く。
もう……………………ズルいわ……………。
自分を抱きしめる父親の腕を掴み、大和はゆっくりと振り返る。
「…………………え………………親父、それ…………」
眼鏡?
見上げた先に迫る、オシャレな眼鏡姿の父の顔。
思わず大和は、言葉に詰まる。
「あ、やっぱり変か?今朝から、何や目ぇ痛とうて、コンタクト止めてん。折角のデートが、台無しやんなぁ?……………………お前は、コーデ決めてくれとんのに」
男前は、眼鏡もイケてる。
渋い顔をして、眼鏡に触れる父親の格好いい事……!
…………………ヤバい、萌える。
濃紺パンツに、グレーと白の七分Tシャツを重ね着して、然り気無く腕には超高級腕時計とシルバーブレスを合わせ付け。
何ともシンプルなスタイルだが、肩幅があり、無駄のない体型の父親には、滅茶苦茶似合っている。
大人の色気が、ムンムンです。
「へ…………………変な訳………………」
「ん…………………?」
大和は赤い顔で、目を逸らす。
て言うか…………………妬いてしまう。
ただでさえ、人目を惹く父親が、益々人目を惹いてしまいそう。
俺以外、誰も見んな!
と、叫びたい。
「嫌やな…………………デート」
「はい………………………?」
「………………………だって、皆が親父を見るやろ」
ガキのヤキモチ。
情けないが、口をついて出る。
俺の親父…………………て、独り占めしたいから。
「ぷ…………………そないに、俺モテへんて。逆に、俺の方が心配や……………………お前が、日に日にええ男になっていっとるから」
「親父………………………」
そう言うと、嵩原は大和の腰へ手を回す。
「悩んでるお前の後ろ姿を見た時から、欲しくてたまらんかった……………………誰にも、見せとうのうて」
誰にも。
お互いの気持ちは、膨らむ一方。
見つめ合う姿さえも愛しく、息が触れそうな程引き寄せる。
「親……………………っん……ぁん」
どちらともなく近付く唇は、瞬く間に熱く重なり合った。
「デート…………………家でも、ええけどな」
「あ……んっ…………俺も………………二人だけで、過ごしたい………………はぁ……あ」
とろとろに溶けそうな舌を絡ませ、大和は父親の首へ腕を伸ばした。
組長と若頭。
気付けば、常に組員に囲まれる。
身の危険と、組の運営…………………忙しさの中で、意外と二人きりは少ない。
「でも……………オシャレしとんの、勿体ないか………」
とか言いながら、嵩原の手は大和のジャケットを脱がして、Tシャツの中へと滑り込む。
「………………そんなん…………あ……も…………っ」
ゆっくりと肌を撫でる父親の指先に、身体がゾクゾクと反応し、視界に入るベッドがやけに目に留まる。
「そんなん………………何や?ちゃんと言うてくれへんと、わからんし………………」
「はぁっ……………ぁ………」
嵩原はうっすらと笑みを浮かべ、ビクッと身体を揺らす大和の耳を、柔らかい唇で甘噛み。
脳の中に響く、父親の舌の動く音が、大和を一段と欲情させる。
「いっ……………意地悪言わんで……………俺………はっ……んっ…………あ、あ………」
下半身が、デニムを押し上げて、既に痛い。
高揚とした表情で父親を見れば、いつもと違う眼鏡の男前な顔が、またエロくて視線を奪う。
「あかん…………………口に出しや」
大和の引き締まったウエストから、ジーンズの隙間へ手を忍び込ませ、嵩原はわざとキツい言葉を吐き出す。
ヒップの溝を辿る、父親の指の動きが、そのキツさと反して優しく感じた。
「親…………………父………ぃ」
バサ…………………………
大和の嘆きと共に、父親がジーンズの前ボタンを外し、足元へと落とす。
「なんや…………………もう下着濡れとんで?いやらしい身体やな…………………大和」
「もぅ…………………ホンマに…………意地悪や…………」
でもそれが、身体を火照らせる。
早く、抱いて……………………。
大和は、心身共に追い込まれるのだ。
「……………なんか、ええ………………オシャレなんかええから…………………親父が、早よう欲しい………………」
自分から父親の唇を奪いにいき、大和は余裕の無さを露にさせられる。
「大和…………………………」
「抱いて…………………親父…………っ……」
僅かに離れた唇が糸を引き、二人の熱さを物語り、憂いを帯びた大和の瞳が、嵩原の心を満たしてく。
「その顔…………………俺以外に見せんなや」
ギシ……………………ギシ………
「はっ…………あ、あぁっ…………んっ………」
暖かい日差しが窓から降り注ぐ、休日の昼下がり。
久し振りの休日は、求め合う身体に、デートを忘れる。
「親…………っ………あか………ん………また、イク……っ」
刺青が彫られた、悩ましい背中へ日差しを浴び、大和は父親へすがり付く。
「何回でも、イき………………何も考えられへんほど、気持ちようしたるから………………」
「あっ………はぁ…………親父っ……」
自分を抱きしめる父親に、溺れる。
ベッドに座った父親の下半身へ股がり、大和は身体を激しく揺さぶられていた。
「スゴ………………ぃ…………奥まで、深……………はっ……ぁあ…………いっ…………はぁあっ」
組員達には想像すら出来ない、若頭大和の悶える色っぽさ。
自分の中を突き上げる、父親の固く太い男根に、身体が喜びで喘ぎを続ける。
「止まら…………ん………っ………親父ぃ………イき過ぎて…あ……………やぁっ……………頭……真っ白に………なるっ」
自然と、自らも腰を振る。
馬鹿みたいに、まるで女のような自分に、大和は父親の唇を貪り、快楽に浸った。
「竜童会の若頭が……………誰にも見せられへんな………可愛い過ぎんで…………………大和…………」
甘い声が届くと同時に、嵩原は大和の腰を掴み、より強引に奥を突いた。
「親…………父………っ……ぁあっ!ぃいっ……やぁっ!」
ビュ……………ビュ…ビュ………………
汗で光る刺青と、父親の身体を濡らす白い体液。
「はぁぁっ…………ダメや…………は…身体が………ん……痺れる………………はぁっ…………動けへん…………っ」
大和はガクガクと身体を震わせ、父親の胸へ崩れ落ちた。
「こん…………なん…………はぁ……親父以外…………見せんし………………はぁ………ぁ」
息を切らし、父親へ目を向けると、自分の体液が、二人の筋肉を結ぶように、粘っこく絡み付いていた。
そのなんともエロい光景が、再び興奮を誘う。
「ほな……………もっと悶えてや」
ぐったりとする大和を抱え、嵩原はニヤリと笑うと、まだ繋がったままの下半身を上下に振り始めた。
「ひゃっ………やっ……やっぁ!今、イったばか…………り………………あっ!ああっ………擦れるっ………親父ぃっ………………待ってぇ………………っ!」
「嫌や………………お前が、可愛ゆうて待てへん」
目を潤ませる大和をベッドへ寝かせ、今度は前から体内を勢いに任せ、苛め抜く。
部屋中に広がるジュポジュポとした、大和の孔と父親の男根の擦れる音が、淫らさを余計に引き立てた。
大和の下半身は、また一気に先からヌルヌルと蜜を垂らし、止まる事のない絶頂を迎えた。
「ああぁっ…………!!」
全身が、父親の身体で占領される。
ベッドのシーツを握りしめ、大和は涙目で父親を見上げた。
「はぁ…………も……………嫌いや………はぁ…………アホ……俺を………………殺す気か………………」
それでも、父親へ手を出す。
「クス……………言うとる事と、しとる事が違うで?」
嵩原もまた、そんな大和を抱き寄せ、キスをする。
「ん……………………だって………………好きやから………」
「俺も、好きや…………………」
優しい口付け。
激しいセックスが嘘のような、優しい………………。
「…………………なぁ、親父………………」
「ん…………………」
「また、眼鏡かけてや………………」
「……………………眼鏡?」
「あれ…………………ええよ……………」
ベッドのサイドテーブルに置かれた眼鏡を見つめ、大和がポツリ。
「嘘……………………ほな、眼鏡でもっかいやる?」
「それは、ええ…………………俺、マジ死ぬわ」
それからしばらく、お父ちゃん、眼鏡男となる。
(『恋愛男子+』読んで下さり、本当にありがとうございます。今回は、春様と翼様のコメから話を考えさせていただきました。エロいの増やすと、シーンが長くなってしまうので、コレも長文になってしまいました(汗)すみません(。>д<)下手で………………。大和とお父ちゃんのイチャラブを待って下さり、嬉しいです。しかし、ご期待と違いましたら、ごめんなさい(>_<)…………皆様、いつもありがとうございます)
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