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3章ー14?にしおりをはさみました!
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3章ー14?
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【理央目線】
おかしい。
明らかにおかしい。
翔ちゃんは気が付いてない。
多分翔ちゃんはどんな形であれ、誰かに罵られるようなことがあんまりなかったから、そっちのほうがショックでそこまで頭が回ってないんだろう。
・・・ごめんね。
もともと僕が翔ちゃん側だったから、あの程度の罵りなら問題ないって設定で作っちゃったけど、翔ちゃんにはきつかったかも。
言えばよかったんだけど、言ったら言ったでネタバレしちゃうからって思って躊躇しちゃった。
性格悪いなぁ、僕。
でも、なんであの場面・・・女子が詰め寄る場面であんな風になったんだろう。
大筋を変えることはできない。
なのに大きく変わっていた。
やっぱり、何かおかしいんだ。
最近は変なこともなかったし、気のせいか持って思ってた部分もあるけど。
ただ・・・何が原因でおかしいのか分からない。
原因が分かればなんとかなりそうな気もするんだけどな。
僕はログ・・・ここでは翔ちゃんの動きが本になっているんだけど、それを見る。
翔ちゃんの言っていたことと、書かれていることは完全に一致している。
一応おかしいことがあったから何度か見返しているけど・・・。
その本をめくって読んでいた。
そして、僕は重大なことに気が付いたんだ!
「おかしい!!」
つい独り言を言う。
あの人の発言は、おかしい。
なんで気が付かなかったの!?僕のばか!!
原因がそれ、かどうかはおいといて、この人の発言はおかしいと分かった。
これは大きな収穫だ。
早く翔ちゃんに言わないと!
僕は起き上がろうとした。しかしすぐに倒れる。
・・・この体がだるい感じ。僕は知ってる。
現実世界に・・・戻る感覚だ。
なんで・・・!?
どうなってるの、これ・・・
僕はそのまま意識を失った。
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