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138 R (微エロ) にしおりをはさみました!
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138 R (微エロ)
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「くうっ‥‥‥ふうぅんっ、うう‥うっ、くっ‥」
ショリショリとした感覚がさっきイった身体にぞわぞわとした刺激を与える。
「このボディスクラブは、全身に使えるそうだからな。」
ハミドは俺をバスタブの縁に座らせると、スクラブの塩を少しずつ掬い、お腹や腕、足を傷つけないよう、塗りつけて、クルクルとマッサージしてくれた。
指も一本ずつ、関節を少し揉むようにしてくれるが、敏感になっていて、動かれる度にびくっびくっと、震えてしまう。
「ハミドは、こういうの‥は‥面倒じゃない、のか?‥」
質問の意味が分からないというように、ハミドは首を、傾げた。
「家事とか、誰かが出来るようなことは、やらな‥い‥って‥。」
そう、ボディスクラブやボディミルクを買ったのは、俺がハミドにしてあげたかったからだ。
何処かへ行ってしまっても、ハミドと同じものを使って同じ香りを纏いたかった‥なんて事は言わない。
「店員の説明を聞いて、てっきり俺にやれという解釈だったが、違ったのか?この香りもシオンに合っていたし。こんな事をシオンにするのは俺だけの特権だと思っていたが」
と、当然の事だと言わんばかりだ。
しかし‥と続ける声に違和感を感じて、顔をハミドに向けると甘やかなこの雰囲気をガラッと変えるように嗜虐的な緑の瞳が潤んでいた。
「まさか、こんな事を他の誰かにやらせようとしていたなんて、シオンは俺を、怒らせるのが上手なようだ‥。家事か、それとこれとは、性質が違うものだと思わないか?これこそは俺のやるべきことだろう?」
そう言いながら、乳首をぎりぎりとスクラブで擦る。
「はぐぅっ!うぅ‥‥ふうっ‥んんっ」
荒い塩で引っ張られたところが熱い。
その痛さに、またイってしまった。
「シオンは痛い方が好きなのか。あまりヒドくしないようにしたかったのに、余計な気遣いだったか?」
「やぁっ、あうぅ‥やっ‥」
俺は痛くて、涙を浮かべ首を左右に振った。
「そうか、強すぎたか。次は、痛くしないようにするから、悪いお口は閉じていろ。」
スクラブをすくって、俺のものを包むハミドの手が、微弱な力加減で上下に往き来する。
「やっ‥これ以上‥無理。もっ、むりぃ〜」
ハミドは俺の言葉を封じるようにキスを深くして、そのまま俺を、追い上げる。
痛くないよう、細心の注意を払う、そんな優しさに切ない疼きがこみ上げてきた。心配だからとそこの部分のスクラブはシャワーで流すと、俺の半勃ちしたものを改めてしごき始め、達しても最後の一滴までを絞り出すまで許さないと、ゆるゆる手を動かされた。
俺のぐったりとした様子に満足したのか、全身をシャワーで洗い流してくれると「そろそろ出るか」と、大きなタオルで俺を包む。水分の残るしっとりした俺の身体を抱いて寝室に移動すると、おもむろにさっき買ったボディミルクを出した。
「次はこれをつけろと説明があったな。週に2、3回のペースでこの手入れをすると、乾燥知らずの美肌とやらを手に入れるらしい。楽しみだな、シオン。」
「はぁ‥あっ‥なに、い‥って‥」
俺はこんな使い方は違うと反論したかったが、もう声にならず、くったりとハミドに寄りかかったまま、身体を預けるしかなかった。
「継続は力なり、というからな、今後は毎晩のように、俺がしてやろう。」
ハミドにクリームを塗られながら、再びの微弱な快感に、止まらない痙攣。
俺には悪魔の宣告にしか、聞こえなかった。
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