アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
4にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
4
-
◆◆◆◆
「お前、最近ニヤニヤして気持ち悪い」
先輩の佐伯さんに言われた。
「そうですか?」
そう返す俺の顔はきっとニヤニヤしている。
「あのガキと上手くいってんのか?」
「ガキ?」
「仁」
「あっ」
名前聞くだけで顔が熱い。
「えっ?マジで付き合ってんのか?カマかけたんだけど?」
驚く佐伯さんに、
「ち、違いますよ!俺はゲイじゃないです!ノーマル!ノーマルです」
慌てて否定。
「ふ~ん、アイツ、可愛いのに手ださねーんだ?んじゃ、俺食っていい?」
「は?」
「俺、バイセクシャル。アイツ、ケツ、バージンだろ?バージン好き。可愛いし」
は?佐伯さん……なんて節操のない事を!!
佐伯さんは本気だ………俺にはわかる!!でも、あの可愛い仁は誰にも触らせない。
佐伯さんは変態だから、縄とか使ったり、玩具とか当たり前だろうし。
「ダメですからね!仁に手を出すのは!」
って言ってやったぜ!!
冗談だよって、佐伯さんは笑ったけど、油断ならん!!
絶対に仁は守る!じっちゃんの名にかけて……って、俺のじいちゃんは普通の人だけどね。
でも、部屋に帰るのは楽しみなのは確か。
仁の好きな甘い物とか選んでるし………
そして、甘い物を持って部屋に戻ると風呂上がりで下着1枚の仁が可愛い笑顔で、
「おかえり」
と言った。
こいつ、俺を試してんのかあああ!!
濡れた髪………身体をよく拭いていないから雫がラインに沿って落ちていく。
すんげえ、エロい。
「その箱なに?」
仁は目ざとくケーキの箱を指差す。
「ケーキ」
「まじ?ありがとおおお!!りょうちん好き」
ニコッと笑う仁。
好き?俺を好き?まじで…………
「う、うん……俺も好き」
俺は仁に手を伸ばす。下着姿で………風呂まで入って………俺を好きとか……
『りょうちゃん………俺、風呂入って綺麗にしたんだ………特にここ………』
仁が背中を向けて目の前で下着をずらした。
『ここに………りょうちゃんの大きいのほしい……』
「大きいのほしいの?」
「えっ?大きさ違うの?」
仁が俺の手から箱を奪って、我に返れた。
もおおおお!!おれ、重症!佐伯先輩のせいだ!!
仁はケーキの箱を開けながら目をキラキラ子供みたいにしている。ほんと、ガキ!!こういう所はガキ。
でも、身体はちがう………マッチョってわけでもないけど、程よく筋肉がついてて、腰のラインが細くて……肌は白いし、女の子みたいにモチモチしてそうだし。
風呂上がりだから水滴がポタポタと身体をつたうのがエロい………
ああ、くそ!!
俺は頭を振って邪念を飛ばす。
「お前、髪の毛ちゃんとふけよ!」
俺はタオルを持ってきて、仁の髪を吹く。
「えへへ、サンキューリョウちゃん!」
仁はケーキを一つ取り出し食べ始める。
「美味しい!!ありがと、りょうちゃん」
ほんと、ガキみたいに笑いやがってえええ!!
首筋とかエロいくせに!!
「りょうちゃん、はい、あーん!」
仁は食べかけのケーキを俺に差し出す。
くっ、間接チッスじゃあ!!
うわさの間接キッスううう!!
俺は少し興奮しながらケーキを食べた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 9