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強烈な初体験を済ませた俺は暫くその行為にのめり込んだ。
時間があれば俺付きの執事だった栗山を抱いた。
幼馴染みだとか執事だとか関係なく、ただの1人の男として栗山を求めた。
でもそれに『愛』とか『恋』とかって感情はお互いに無くて、ただ覚えたての『遊び』を楽しむ感覚だったと思う。
栗山もそれを拒否することは無くて、求めれば素直にそれに応じた。
暫く続いたその『遊び』も次第に落ち着いて来て、半年もすればもう前の『雇い主の息子』と『専属執事』の関係に戻っていた。
それ以来、俺は栗山を抱いてない。
もう昔の事。
だと思っていた。
そんな甘い考えだった自分が情けないな。
まさか今になって大切な人を苦しめるなんて・・・
どうしたらいいか頭をフル回転させて考える。
今すぐにでも深月の元へ飛んでいって抱き締めたい。
でも、それはきっと深月をまた傷付けてしまう。
じゃあどうすれば・・・
1人にしておくのが心配になって俺はテーブルに置いてあったスマホを手に取る。
そしてある人物へ連絡を取った。
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