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あの星をもう1度… 37にしおりをはさみました!
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あの星をもう1度… 37
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そらるside
俺はまふに食欲があるか聞いたところ、
あるらしいのでスーパーに来た。
俺の時は食欲とか全然無くてヤバかったから、
まふには食べてほしい。
そ「何食べたい?」
するとまふは「ん〜」と悩む。
ま「なんでもいいです!」
悩んだのに、何でもいいってw
まふが元気そうで何よりなんだけど。
今も本当は辛いんだろうな。
するとスーパーで牛乳が安く売っていた。
そ「牛乳かぁ…」
するとまふが何かを思いついたように言う。
ま「カルボナーラなんてどうですか?」
カルボナーラか。
なら早速パスタと具材買いに行かないと。
俺とまふはスーパーの中を歩き、具材を探す。
まふはどうやらチーズが好きらしい。
だからチーズを多めにしてあげよう。
俺達は買い物を終わらせ、家に帰る。
家に帰るとおばあさんとお姉さんが話をしていた。
引っ越しの事やお母さんの事だった。
お姉さんは泣いていたけれど、おばあさんはノホホンとしていた。
俺とまふはキッチンに立ち、料理をする。
まふは料理が苦手らしい。
そ「包丁系は俺がやるよ。パスタ湯掻いて」
するとまふは返事をし、鍋とパスタを用意する。
行動は早いのだけれど、少し不器用。
そういう所も可愛い。
まふは鍋に水を入れ、沸騰するのを待つ。
その間俺は具材の用意をする。
そ「なぁまふ、お姉さんとおばあさんに、ご飯今食べますか?って聞いてきて」
ま「はい!」
まふはトテトテと走って行った。
するとスグに帰ってきた。
ま「姉ちゃんは食べるって。おばあちゃんはご飯食べてきたみたいだよ」
そ「そっか」
俺はお姉さんの分とまふの分のパスタを湯掻く。
ま「あれ…?何で2人分?」
そ「俺はいらないよ。腹減ってないから」
するとまふは心配そうにいう。
ま「本当…ですか?」
そ「うん」
俺は心配そうに見るまふの頭を撫でる。
するとパスタが湯掻き終わる。
なので俺はフライパンに牛乳と生クリーム、卵黄を入れ、そして炒めた具材とパスタ麺を入れて混ぜる。
そしてチーズとパセリをトッピングした。
ま「美味しそう…」
まふは涎を垂らしながらパスタを見つめる。
そ「まふ、お姉さん呼んでき」
ま「はい!」
まふはまたトテトテと走って行った。
俺はお姉さんの分とまふの分のパスタを盛り付けると、持っていく。
姉「凄い…これ、そらる君がやったの?」
お姉さんがリビングを見て、とても驚いていた。
ま「そうだよ!姉ちゃん早くたべよ」
お姉さんとまふは「いただきます」と挨拶をし、パスタを口に含む。
すると、まふが固まった。
そ「…不味かった…?」
するとまふは俺の方を見て、目をキラキラさせる。
ま「やばいです……美味しい!!!」
姉「ほんとだ…すっごい美味しい…」
まふとお姉さんはとっても喜んでくれていた。
俺はそれを見ていると、廊下からおばあさんが俺に手招きをする。
まふとお姉さんは気づいていないみたい。
俺は立ち上がり、おばあさんの元へ向かった。
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