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18歳以上ですか?
交渉の音にしおりをはさみました!
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交渉の音
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ーNosideー
生徒会以外の全員が驚いた反応をする。
それもそうだ、なぜならこの薙雲 隆二は人に執着心を持たないことで有名だったからだ。
その彼がある1人の生徒だけを退学にするなと言っているのだから。
「……ほぅ、君が…な……」
「りっ理事長、どうされますか?」
「そうだね……生徒会長くん、ある条件を満たせば許可しよう」
「りっ理事長!?」
「ただし、退学にするのを先延ばしにするだけだ」
「……分かりました。それで条件とは?」
「それはこの生徒…小鳥遊 音也くんは1回も学校に来て居ない。他の生徒でさえ1回は来ている。その彼の学校に来れない理由を『君が』今学期内にあばき、学校に5日以上登校させることだ」
「っ!」
誰もが絶句した。
なぜなら不登校生に登校しろと言っているのだから。
「……分かりました」
「ほぅ、では」
「ですが理事長、1つ質問があります」
「質問?」
「はい。今理事長は『君が』と言いました。それはどう言う意味でしょう?」
「言葉の通りだ。あとは君に任せる」
「かしこまりました。自分は必ずクリアしますよ
どんな手を使っても…」
__________
オメガバースの設定を少し変えました
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