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つめたい ※にしおりをはさみました!
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つめたい ※
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フジとの甘い甘いキスは、とても冷たく感じた。
温かくない。
熱が冷めてしまったような、悲しいキスのように感じたのは俺だけだろうか?
「フ、ジィっ、…!……ふっ…は、ぁ……はや、ゃく、…ぅぁ……いれ……、て、よ……?」
俺は男だ。
中に入れたことなんてない。
けど、なにか疼くんだ。
俺のモノではなく、掻き回してほしい。
そんな感情が溢れるように生まれてきた。
俺は最低だ。
「う、ん…」
本当に最低だ。
フジは丁寧に、俺の中に指を1本入れた。
丁寧に丁寧に宝石のように丁寧に。
ゆっくりゆっくり解していく。
「ひ、…んぅ……やら、…っそこ、………そこ………ぅ…っは……んぁあっっ……!」
はやくいれてほしい。
そんな言葉を頭に浮かべてしまうと、いれてほしいことしか考えられなくなってしまった。
「フジ、……!」
「……ん、…?」
フジは呼ばれたのに気付き、目線が合う。
「は、やく…ん………いれ、てぇ………!」
フジはまた目を見開き、フジも我慢が効かなくなってしまったのか少し乱暴に指を引き抜いた。
「んっ……」
幸せ、なのかもしれない。
幸せじゃない、のかもしれない。
「しゅき………」
呂律が回らなかったから?
声が小さかったから?
フジにはこの独り言は届かなかった。
知ってた。
フジは雄の目をしていた。
「本当に、キヨ、ごめんね、…」
フジはまた目に涙を浮かべながら俺のナカにフジのモノをいれた。
そんなのうれしくない、
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