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18歳以上ですか?
7にしおりをはさみました!
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まぁ、掛け直してくるっていってたし、許可も直接もらえたからな。理事長の言っていた食堂に行くか!
俺は端末の画面を開いた。この中に校内案内図とかありそうだよな。俺は、メニューを開いて校内案内図を探した。
あ!これだ。しかも、場所の検索をかけられんのかよ…金持ち校も侮れないな。
俺は、食堂で検索をかけると出てきた端末上の地図通りに向かった。
そう言えば、今日は学校休みって言ってたけど食堂は空いてんのかって、おいおいおい、流石金持ち校かよ…どっかの高級レストランじゃあるまいに…。
しかし、どうする?いや、でも見たことない生徒が入ってきたら混乱するんじゃ?いや、地味に過ごしてれば……
「おい、貴様何をやっている?あ、もしかして転校生か?」
「え、あ、はい、今日入ってきた皇一樹です。貴方は?」
俺の横に来て質問してきた相手を見ながら言った。何やら、すさまじいオーラを纏った彼は申し訳なさそうに言った。
「あ、すまない。二階堂櫂、この学校の生徒会長をしている。今日の迎え悪かった。どうしても、仕事を終わらせなければ行けない状況だった」
目の下のクマに、この人の身体に対して少し細いとも見える手首……
これが理事長の言っていた北嶋蘭のやったことか?いや、詳しいことは分からないが生徒会は機能していないのか?
「しかし皇か。話を聞きたい、これから一緒に昼でもどうだ?」
「俺も二階堂には興味があります」
まずは、生徒会長に近づくチャンスだな。
ガチャ
食堂の扉が重々しく開かれた。
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