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父親失格《下》にしおりをはさみました!
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父親失格《下》
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秀春「.....。つい逃げて来てしまった。何故逃げた...?......そうか...。怖いからか。大の大人が...実の子である息子を...、犯してしまったんだ。反省しなきゃならねぇのに...。体が逃げちまう。どうしてだ...。反省するんだ...。反省しただけじゃ駄目なのは分かってる。だが...せめて面と向かって洸に謝りたい。『ごめん』の一言でも───。
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パチ......ッ《目を覚ました》
洸「......かぁ......さん...?さ...いとう?」
紫「...良かったわ、目が覚めたのね...。 ん、熱も少し引いたみたいね。良かった...。斎藤、冷蔵庫にポカリが入っていたはずなの、取ってきてくれるかしら」
斎藤「はい」
「...。ねぇ...かぁさん。とぉさんは?」
「秀春さんは、今はいないわよ。心配しなくていいわ、少しお出かけしているだけなの...。」
「...そぉなんだ。」
「今日はゆっくり眠りなさいね...。」
「...うん」
そして洸は風邪も大分良くなり、ようやく外で遊べるようになった洸は即様外へ行きサッカーをしに行ったのです。
それを見た秀春は声を掛けようとしたが思うように声も出ず手足も前に進まずに声をかけれなかったのだ。
秀春「...。こ...う...。すまない......。」
紫「...秀春さん?どうかなさいました?」
「...っ!!...。あぁ...いや、何でもないよ。」
「...そう、ですか...?」(悩んでいる様に見えたけど気のせいかしら...。。)
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《翌朝》
斎藤「...おや、洸お坊ちゃま?起きてらっしゃいましたか。」(ニコ)
洸「うん。起きてたぞ!」
「それはそれは。良かったです。今日は美海様とお遊びになられるとか?」(ニコ)
「っ!おう!そうだぞ〜!ニシシッ」
「楽しむのは良い事です。ですが怪我なくお願いしますね。当然の事ですが..私も御一緒させて頂きますね」(ニコ)
「ええええー...。俺ルイと2人っきりが良かったのに。」
「...。(あぁ...。そっか...。美海様に片想いを...。)なるほど...。ではお母様に聞いてみましょうね。」(ニコ)
「絶対駄目って言うから良い!!俺1人で行く!内緒で!!」
「ん〜、そうですかぁ...。きっとシチュー無しになってしまいますよ...?」(ニコ)
「......!!!!や、やだ...。言ってくる...。」
「ふふっ、はい。」(ニコ)
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「かぁさん〜!斎藤無しでルイに会いに行っていい〜?」
そこには秀春がソファーで横たわって寝ていました。
「.........。とぉさん...。」
秀春「ん..。」《モゾモゾ》
「わっ。びっくりした...。」
「....。こ...う...。すまない...。」
秀春は寝言でも洸に謝っていた。
「...。とぉさん。何で俺だったの?」
洸はそう言いながら大好きなルイの所へ行ったのでした──。
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次回で最終話になります。
更新ペースはかなり遅くなるかもしれませんが次回作も楽しみに待っててください。
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