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出逢い10にしおりをはさみました!
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出逢い10
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車を道路脇に停め白石の入って行った道へ入る。
ずっと奥に進んだ所で、何人かの男が白石を囲む様にして壁に押さえつけているのを見つけた。
あのバカ...!
早足で近寄ると赤毛が白石の薄い腹に拳をめり込ませ白石が咳き込んだ。
ザワッと全身の毛が逆立つ。
気がつくと俺はその赤毛を殴り飛ばしていた。
教師が喧嘩したとなれば、例え相手が悪かったとしても問題になる。
穏便に済ませようと思っていたのについ手が出てしまった。
無駄の多い動きで殴りかかって来る赤毛を簡単に片付け、次々飛びついてくる2人も黙らせる。
昔に少しだけやんちゃしていた頃の感覚は失われて無かったらしい。
1番話の通じそうな金髪に引き下がるように脅し白石を俺の家に連れて帰った。
かなり強い媚薬を盛られたのか、少し触れるだけで甘い声を上げて身体を震わせる白石の処理を手伝う。
嫌だと言いながらもビクビク痙攣して必死にすがりついてくる白石が何故か可愛いと思ってしまった。
事が終わった白石は俺にもたれかかってすぅすぅと規則正しい寝息を立て始めた。
「よく寝るな、こいつ」
いや、今回は無理させた俺のせいだけど。
白石を起こさないように汚れた体を綺麗に拭いてベットに横たわらせた。
長袖は暑いだろうからと思い俺の服を着せたが、ぶかぶかでワンピースみたいになってしまっている。
とりあえず学校に“不良に絡まれていた生徒を保護した”と連絡を入れ白石の様子を見た。
時折悪夢にうなされて苦しそうな顔をするが、頭を撫でてやると落ち着いてまた寝息を立てる。
ふぅ、と息をつきパソコンを持ってきてベットに座った。
パソコンを膝の上に乗せ、溜まっている仕事をやりながらたまに白石を撫でる。
なんとも手のかかる奴だ。
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