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理解と決意にしおりをはさみました!
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理解と決意
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キヨ「なんだこの本」
俺はその本を試しに読んでみた。
キヨ「えっと、恋とは、自然にその人のことを考え、時に胸が苦しくなり…」
あれ…?これ、俺と似てね?
この本のとおり俺はここ最近フジのことが頭から離れなくて、考えると胸が苦しくなる。
え、じゃあ…
キヨ「俺、フジの事が好きなのか?」
そう考えたら顔がどんどん赤くなっていくのがわかった。
嘘だ、フジは男で、イケメンなくせにくねくねしてて、仕草が女っぽくて、可愛い所もあって、自分より周りを気遣って、優しくて、友達思いで…
なんだよ、俺フジ大好きじゃねーか。
あと…
俺の大切な友達で
そうだ、フジはヒラとこーすけと同じように、一番大切な友達だ。いつも一緒にいて、バカばっかして、先生に見つかった時はみんなで怒られて。
こんな最高な関係を俺のこの気持ちで壊す訳にはいかない。
気づいた、やっと気づけた。
俺はフジが好きだ、恋愛対象として、俺は適当に開かれたままの本を見た。「その人ともっと一緒にいたいと思える」
そうだ、俺はもっとフジといたい、まだあの3人とバカやりたい、そのためにも
この気持ちは絶対に伝えてはいけない。
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