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優しい味にしおりをはさみました!
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優しい味
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キッチンからお皿を持って出てきた藍原君。
永遠『出来た、無理しなくていいから一口でも食え。』
ふわりと食欲がそそる香りがした。
刹那『いい匂い…。』
永遠『ん、食べやすいように雑炊にした。』
刹那『美味しそう…、頂きます。』
永遠『おう。』
頬杖を付いてこちらを見てくる。
とても、恥ずかしい…/////
スプーンを口に運ぶと、優しい味が広がる。
刹那『美味しいっ!』
素直に口から出た。
それを見てニヤリと笑う藍原くん。
永遠『だろ、でも無理はするな。』
刹那『うんっ!』
それからぱくぱく食べていると止められる。
永遠『もう辞めたほうがいいぞ?』
刹那『え?』
まだ食べれる、そう思った瞬間に満腹感がどっと来た。
永遠『もう腹一杯だろ?気付かないのはなかなかだな。』
苦笑しながらいう。
すごい、そのために見ててくれたのか。
刹那『本当だ…美味しくてわからなかった。』
永遠『後は俺が食うから、ゆっくりしろ。』
僕から取って、自分で食べている。
食べ方が上品。
あ…関節キス…って僕は何を考えているんだ!!/////
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