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トイレは…にしおりをはさみました!
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トイレは…
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「急がないともうすぐ入学式始まるよ。…ってあれ、なんで煌貴くんがここにいるの…?」
誠也は煌貴を見つけて驚く。
「こいつ、大和をトイレに連れ込んでイケナイことしようとしてたんですっっ!!」
「だから違うってばっ!!誤解だよっっ!!」
誠也は少しかがんで大和と視線を合わす。
「大和、大丈夫…?」
不安そうに誠也が聞くと、大和はうふふ、と笑う。
「僕、トイレ大丈夫。誠也さんや嶺や学校の先生がトイレについて来てくれた。だから僕、トイレは一人で行けるようになった」
トイレは…、と煌貴が小さく呟く。
今度は大和がじっと誠也を見つめる。
しばらく見つめあってから、大和は自分の腕を誠也の首元に両手を回す。
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