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18歳以上ですか?
.にしおりをはさみました!
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無事紺野の連絡先が手に入り、すっげーご機嫌
「あれなんか部屋来いってLI○Eきた」
「は?」
だったのに
ご機嫌だったのに
あのクソギャルビッチはなんつーLI○Eしてんだ?
「んー・・・」
つーかスマホと睨みっこしてんじゃねぇよ
悩むな!!!
「きよに彼女作れって言われたばっかなんだよな・・・」
三宅殺す
「卯月、行った方がいいと思う?」
「は・・・?」
何故か俺に聞いてくる紺野
しかもニヤつきながら
コイツ面白がってんな、人の気も知らねぇで・・・!!
「・・・」
行くなって言ったら紺野は行かないでくれるだろうか
「く、くくっ・・・ほんと、すぐ顔に出る」
「え」
「行くわけないじゃん、あの子絶対面倒くさいし、化粧濃すぎ」
全身の力が抜ける
知らず知らずのうちにすっげぇ力んでたらしい
なんか、疲れた
「贅沢言いすぎだろ」
言いながら立ち上がる、内心はすっげ-嬉しい嬉しいどころじゃねぇ
疲れたから飲み物を持ってこようと思い一歩踏み出す
けど、真緒のデケェ荷物に足を引っかけ、紺野の足に顔面をぶつける
「ッ!!!ぃ、っだぁあああああ!!!」
「え、こわ、何お前いきなり」
一瞬の出来事すぎて2人して状況処理ができない
真緒のヤツどこに荷物置いてやがんだ!!!
あの馬鹿が!!!
しかも!こうゆうパターンって押し倒してドキッてパターンなはずなんだ!(少女漫画知識)
なのに、俺は思いっきり紺野の膝に鼻をぶつけた
「・・・紺野、わりぃ」
「うわ、ほんと、マジか・・・」
そして、思いっきり鼻血を出した
「それより鼻、見せろ」
「ぅおっ」
「あー上向くなよ」
至近距離の紺野にドキドキが止まらず、鼻血も止まらない
「んなこほほりほんののずほん(んなことより紺野のズボン)」
「洗えば大丈夫だから、にしても止まらないな、痛かったか?」
「だいほうぶ」
イケメンか
ヤバい初めて会った時もそうだけど、ほんとコイツやばい
イケメンすぎる
鼻血なんて喧嘩してればよくあることだし、俺からぶつかったし、自業自得なのにズボンについた俺の血なんか気にせず、すぐに俺の怪我心配して
そうゆう所が好きなんだ
「・・・」
「よし、ちょっとは止まったか?血は出せるだけ出さないとな」
陰キャのくせに
大男のくせに
俺みたいな不良とか毛嫌いしそうなタイプなのに
日常茶飯事の怪我も血もコイツは心の底から心配してくれる
「・・・」
好きだ
大好きだ
「卯月?」
「紺野、俺・・・」
お前の事が好きだ
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