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親友にしおりをはさみました!
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親友
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朝、起きた後に顔を洗うとインターホンが鳴った。
なのでマンション内に招き入れて、部屋まで来てもらった。
皐月『おはよ、遥希。』
遥希『おはよう。』
皐月『んー、俺まだ準備終わってないから…』
遥希『じゃあ、此処で待ってるから。』
皐月『んーん、中に入っていいよ。』
遥希『え?!!!いいの?!…前はダメって… 』
そう、前って言っても会ったばかりの時は遥希のことを知らなくて断った。
皐月『入りたくないならいいけど。』
遥希『いえいえ!入りたいです!入らせてください!!』
皐月『ふふっ、どうぞ。』
中に招き入れてソファーで待っててもらう。
部屋に入るなり、遥希は凄く驚いていた。
皐月『ありえないほど何もなくてごめん。』
そう、テレビとソファー以外の家具はリビング置いてないから。
遥希『だから余計に寂しそうなんだな…(ボソッ』
遥希は皐月に聞こえないように呟いた。
皐月『んー?』
遥希『んーん、入れてくれてありがと!
なんか、少しは親友に近づけたなって実感できる出来事w』
こんな毎日気にかけてくれて一緒にいてくれるのなんて遥希しかいないんだ。
友達なんて遥希がいればいい。
それはしっかり伝えなきゃなと思ったので、目を見てしっかり言う。
皐月『そんなの当たり前じゃん。
それに、近づいたんじゃなくて親友なんだよ。
俺は友達なんて遥希以外いらないよ。
お兄ちゃんみたいで頼りになる。
大好きだから…(ボソッ』
途端に恥ずかしくなる。
けど、伝えられたかな?
遥希『ッッッッ…あー、泣きそ…俺も大好きだぞ!』
顔をふにゃっとさせて笑う遥希。
本当に素晴らしい親友を持ったと思う。
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