アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか？
火照り⑦にしおりをはさみました!
- 文字サイズ：
- 行間：
- 背景色：
- しおりがはさまれています
-
火照り⑦
-
「あっ…っはぁ、んんっ」
彼の家に帰るなりぐちゃぐちゃに抱かれて、何度目か分からない射精を終えた俺は、意識が朦朧としていた。
「またドライでイったの？これで何回目？すっかりいやらしい身体になっちゃったね」
四つん這いの状態で腰を高く持ち上げられ、再び奥までガツンと突かれる。
下腹部に熱が集中し、達したばかりの性器はだらしなく蜜を零していた。
「はぁっ、あっ、んぅっ……」
「可愛い…もうドロドロだね、宵」
敏感すぎるそこを擦り上げられ、悲鳴にも近い嬌声が上がる。
身体をくねらせて抵抗すると、彼は俺のうなじに噛み付き、無理矢理顔を後ろに向かせ舌を絡ませてきた。
「ふっ、ん…はぁ、んむっ……」
「もっと舌出して」
言われるがまま応じていると、後孔からずるりと性器を抜き出されゾクゾクと身震いしてしまう。
躾のなっていない犬のように、舌を垂らしながら主人の顔を見上げる。
彼は意地悪そうに笑ってから一気に最奥までナカを突き上げた。
前立腺を掠めながら激しく挿入されたために、その刺激から視界がチカチカと白んでいく。
「はぁ……っ！うぅっ、も、無理……っ！」
「トんじゃいそう？でもまだだーめ。」
絶倫過ぎる彼は、何度俺が達してもこの行為を終わらせようとしなかった。
逃げられない快感の極致と、身体が彼を覚えて造り変えられていることに戸惑いすら感じる。
自分が自分じゃなくなるみたいで。
「な、で…何でこんな……」
いつもより余裕がなく、やや乱暴に抱かれていることに気付いた俺は、霞む意識の中『何故』と彼に尋ねた。
「ごめん、嫉妬」
「？！…ふあ……っ？あぁっ！！」
腰を打ち付けるスピードを早め、性器を上下に扱かれる。
前も後ろもとめどない甘美な悦楽で溢れている。
頭を振って「止めて」と懇願するが、休まるわけもなく。
「やらぁっ、ほ、んとに死んじゃうっ…」
「大丈夫、イっていいよ」
何個目か分からないキスマークを背中に落とされ、
迫り上げてくるような射精感が再び訪れる。
「……あっ、ぃや…ぅ…んんっ！っはぁ……」
ビクン、と強く脈打つが性器からは何も吐き出されず。
同時に、後孔に生暖かいものがじんわりと注ぎ込まれていく。
背後の彼と余韻に浸る間もなく、全ての感覚が落ちていくのを感じながら目を瞑った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
70 / 96
