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⑧ (R18)にしおりをはさみました!
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⑧ (R18)
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瀬世の指はとても優しかった。
中で蠢く指は快感を誘う。内壁を指の腹で優しく撫で、強く押し込む。
ぬくぬくと奥に押し入れては、広げるように掻き回す。
既に追加されていたもう一本の指と一緒に奥も押し広げられていく。
「あ……ッ、んぅ……んあっ」
気持ち良い。気持ち良い。
――でも。
どこかもどかしい。物足りない。
「うん……もう、いいかな」
瀬世は指を抜いた。
浅海の後ろはすっかり口を開け、物欲しそうにくぱくぱと入り口をひくつかせている。
その光景に欲情したのか、瀬世はコンドームの封を開けると、すっかり硬くなった自分の陰茎にコンドームをつけた。
「……先生、我慢できたね。ご褒美だよ」
瀬世は浅海を机に座らせると、自身の陰茎を浅海の後ろの入り口にあてがう。
「んっ……瀬世ぇ、怖い……」
浅海がそう言うと、瀬世は瞳を煌めかせにんまり笑った。
「……大丈夫。絶対ひどくしないから」
その顔は浅海への恋情で満ちていた。
少しドキリとする。
怖いけれど、安心する――
「うっ……瀬世、はや、早く……」
「……うん。先生――」浅海の髪をかき揚げる。「愛してる」
唇を重ねると同時に瀬世のそそりたつ陰茎が、浅海の中を満たしていく。
指とはまるで違う圧迫感。許容量を超えて器そのものを更に押し広げようとする。脈打つそれは奥まですぐに届きそうで。
いっぱいいっぱいだったはずなのに、自分の限界まで壊してくる。
熱い。熱い、熱い。
今、自分は瀬世と繋がっている。
「ひぃ……ッ、あ、ああ、あがっ、ああああっ!」
奥に向けて進む瀬世のそれが内壁を擦って快感を呼ぶ。
「あっ、あっつぅ……ッ!」
「あはっ……オレ、先生とセックスしてる……」
瀬世は奥まで一気に押し込んだ。挿入部が見えないくらい浅海の肌と瀬世の肌が密着する。
「あっ、あっ、あっ、ああ……ッ」
奥。奥。奥。最深部。
最深部に着いた瀬世のそれはびくびくと脈打ってナカを刺激する。
「あっ、はっ、あ、ああっ」
「……先生、息して」
瀬世が心配そうな顔をして浅海の頬を撫でる。
浅海はゆっくりと呼吸をした。吸って吐いて吸って吐いて。
「……先生、嬉しい。オレ嬉しいよ。先生のナカ……イイ」
背筋にぞくりと電気が走る。
思わずぎゅっと瀬世の首に抱きつく。
「……先生?」
瀬世は驚いた表情を浮かべて浅海を抱き返す。
「瀬世……オレ、オレ――」潤んだ瞳で瀬世を見つめる。「オレ、おかしくなりそうだ……ッ!」
その瞬間、瀬世の頭から爪先まで電流が駆け抜けた。
すると、浅海の中のそれがどくりと脈打ってナカを圧迫する。
「はあっ……! お、おっきく……ッ」
「……はあ……ッ、駄目だ。先生、動くよ」
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