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母様とリズはお話の主役は僕似がいいと言った。平凡容姿のカグヤ姫でいいのかな。
母様のお見舞いの後は父様の執務室に顔を出す。僕が来たら休憩で邪魔じゃないと言われた。
「父様」
リズがノックしてドアを開けてくれた。部屋にパタパタと駆け込み、父様の膝に乗り上げる。
父様や母様みたいな太やか体型の人の肌はものすごく柔らかい。弾力が癖になるほど心地良い。
初めて膝に乗せられてから少しずつ、今では真っ先に父様の膝に飛び付く。
父様も優しい。怒らない。むしろ頭を撫でてくれる。嬉しい。
「父様、さっき母様の所に行って僕が書きまとめた話をしたら絵本になったら欲しいって言われたの」
はいとノートを父様に渡した。
「そうか。一考しよう。絵本に出来たらフィーリィーに一番に見せよう」
「おかしな所は変えてもいいの。お願いします、父様」
プロの絵本作家に任せる。
「今日は何を作った?」
母様に栄養ジュースを作っていると知った父様が私にも何か作って欲しいと言った。
栄養ジュースもいいけど、休憩中ならお菓子がいいよね!と色々と和菓子を作った。父様は芋羊羹にハマった。スイートポテトも好きになった
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