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便利屋と熊【6】※R-18にしおりをはさみました!
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便利屋と熊【6】※R-18
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「…ったく、余裕ないくせに、いっちょまえに煽りやがって」
「…っ!」
指が全部抜かれて、思わず体が跳ねる。そのまま、強めの力で足を押されつけられた。
…本人は強くしてるつもりねぇんだろうけど。
「獏」
「う、ぁ…」
でっかい手で頬を撫でながら、エリックが俺の名前を呼んだ。優しい声で、でも、やっぱりどこか凶暴なところが見えるというか。俺はこの声でどろどろに溶かされちまう。
「…いいか?」
いや、もう止まんねぇだろお前。
……言わせんなよ、馬鹿野郎。
俺は無言で頷いた。
後ろに、有り得ねぇぐらいの質量が押し当てられる。
ゆっくり、ゆっくり始まった。
「痛かったらすぐ言えよ」
「っ…あ、わ、わかった…ッ!」
正直もう痛かったけど、そんなのどうでもいいぐらいに嬉しかった。
でも、どうしようもなく甘えたくなってきた。あんなにしたかったのに、ちょっと…ほんのちょっと怖くなってきたというか…いや、ビビってる訳じゃねぇけど!
だって、結構辛くなりそうだからよ。甘えるぐらい許されるだろ?
「エリック…っ」
「どうした?痛いか?」
「頭撫でろ…!」
エリックはキョトンとして、目をぱちくりさせた。
「あと、抱きしめながらやれ…!んっ…あ、あと!……き、キスしながらやれ」
「………」
頭を優しく撫でられたかと思うと、体を抱き上げられた。体重がかかり過ぎない程度に、重力で腰が沈んでいく。
「ひゃ…ぅ、んんっあ、ぐっ…なか、はいって…」
それで、抱きしめられながら、俺はエリックとキスした。もう、痛みなんか感じなかった。
「んぁ…ふ、ぁ」
俺だけ声出て、みっともないのにとめらんねぇし。だんだん頭も回らなくなってきた。しばらくして、口を離す。
「…っ…」
「…獏、このまま全部挿れてもいいか?」
「…良いに決まってんだろ」
俺を支えてたエリックの腕の力が、徐々に弱まってきて、それと同時にどんどん奥まで来るのを感じる。ヤバい。気持ちいい。
ついに最奥まで届いて、信じられないほど満たされた気分になる。
「…1番奥まではいったな。どうだ?漠」
「うぁ…えりっ、く、やばい」
「おい、大丈夫か?!」
「だ……て、えりっくの、ぜんぶ、いっぱいだから…うれしくてやべぇの」
思ったこと全部口に出したら、エリックは顔を真っ赤にして照れてた。そんで、言った俺もなんか恥ずかしくなってきた。
「動くぞ」
エリックの余裕なさそうな声に、こっちは心臓がばくばく言ってうるさい。俺で興奮してくれてんのがたまらなく嬉しい。
俺は顔見られるのが恥ずかしくて、エリックの背中に手を回した。
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