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「あ…」
「もう終わったんだから、いいだろ?」
「…うん」
唇を触れ合わせたままそう言って、天清が僕の後頭部を引き寄せて深く口づける。ぴちゃぴちゃと音を立てながら舌を絡め合わせるにつれて、僕の身体が熱くなり腰をモゾモゾと動かした。
「んぅ…んっ、…あ!」
それに気づいた天清が、緩く立ち上がりかけた僕のモノに触れる。
慌てて天清の手を掴もうとする僕を立たせて、天清が強く抱きしめた。
僕のお腹に硬いモノが当たり、思わず「あ…っ」と声を漏らす。
「好きだよ…青藍…」
「んっ…」
僕は天清の首に腕を回して、角度を変えて大きく口を開いた。
キスを交わしながら天清の手が服の中に入り、僕の素肌の上を滑っていく。腰から背中、背中から胸へとなぞり乳首を摘んだ。
「あ…っ!」
摘まれた瞬間、ピリッとした刺激を感じて、思わず顔を仰け反らせる。
「はあ…っ、青藍、可愛い…」
天清が、僕のTシャツをめくり上げて胸に吸いつく。
乳首を強く吸い上げたその時、突然ピンポーンとインターフォンが鳴った。
「え?」
「…誰?」
僕と天清は動きを止めて、様子を伺う。すると、またピンポーンと音がする。
僕が様子を見に行こうとすると、天清が僕の腕を掴んで止めた。
「…離して。誰か来たみたいだし…」
「嫌だ。今は青藍を離したくない。それに、青藍も外に出れないだろ。…ほら、まだそんなになってる」
天清に指摘されて下を見る。めくり上げられたTシャツからは、赤く尖った乳首が覗き、股間では、僕のモノがズボンを押し上げていた。
僕は慌ててTシャツを下ろし、何度か深呼吸する。
その間にも、インターフォンがうるさく鳴り続けている。
「でも…、出ないとずっと鳴らすっぽいよ?近所迷惑だし、見て来る。…大丈夫。収まってきたから。天清はちょっと待ってて」
不服そうに渋々腕を離した天清の頬にキスをして、僕は玄関へと向かう。
ーーしかし誰だよ、うるさい奴だな。勧誘とかだったら、ビシッと断ってやる!
そう鼻息荒く玄関に降り立ち、扉越しに「どなたですか?」と尋ねる。
「あ、やっと出てきた。俺だよ、朝霧。話があって来たんだ。早く開けてくれ」
「先生…?」
僕が玄関扉の鍵を外して開けると、そこには、片手を上げた笑顔の朝霧先生がいた。
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