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18歳以上ですか?
42.にしおりをはさみました!
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42.
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「あの」
「へぇあ!?」
「笹本…って、一緒に働いている清掃員の青年ですか」
気付いたら俺は机から起き上がって年配女性に話しかけていた。
「驚いた、すみませんまだ使用中でしたか」
申し訳なさそうに用具をしまおうとする女性に否定の意を示し
青年についての話を促した。
「ええ…あの、私が言ってしまってもいいのか、それに…」
ちらっと俺の方を見る女性は、俺と彼の関係性に疑問を抱いているようだ。
それもそうだ、実際にちゃんと話したこともないし、あの夜彼を介抱したことなんて誰も知らない。
「ちょっとした知り合いでして…もし、彼に何かあったら教えてほしいんですけど」
必死の様子に彼女も納得したのか、その日の夜のことをぽつりぽつりと話してくれた。
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