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18歳以上ですか?
21にしおりをはさみました!
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21
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痛くて涙が出て、
苦しくて仕方なくて、
当然、力なんて抜けなくて…
「いっ…もう、やめ…っ」
そんな時に、慧都の手は前にやって来て、俺のをゆるゆると扱き始めた。
苦しさだけだった中に快楽が混ざる。
「ふぁ…っ」
それによって自然と力が抜けて、その瞬間、待ってましたと言わんばかりに慧都は奥を突いた。
俺を襲った圧迫感と衝撃に反射的に背中が反って、開いた口から漏れたのは息だけで。
「…はっ……!」
「すぐに気持ち良くしてあげるからね」
耳元で甘く囁かれ、耳を舐め上げられる。
その言葉通り、慧都はさっき指で触れた俺の良いところを突き始めた。
こんな行為したくないのに、
嫌なのに、身体は言うことをきかない。
「っあ…ぅあっ、あっ!」
肌のぶつかる音と厭らしい水音が俺の耳を支配する。
それに、無意識に漏れ出る自分の聞いたこともない声に、耳を塞ぎたくなる。
ガツガツと奥を何度も突かれ、優しさなんて感じないこの行為が早く終わって欲しいと心から願う。
「やっ…あッ…ん…も、む、りぃッ…んあああっ!」
そんな攻めを続けられて、俺は3度目の絶頂を迎えた。
それと同時に熱いものを感じる。
「壱椰…」
耳元で囁く慧都の声がしたけれど、返事をすることもなく、目の前が真っ暗になっていき、そのまま意識を手放した。
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