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船上に連れてこられ、ジロジロ見られる。
「きたか。」
「はい、血矢様。」
「確かに、不思議な目の色をしているが人型じゃねぇですか?」
「今から確かめる。海水をもってこい!」
「はっ!」
しばらくして、人が1人 入れそうな樽が持ってこられた。
「入れろ。」
手下の1人が、強引に樽へ放り込み 海水を被ってしまう。
「うわああ!」
「「「...おぉ」」」
あぁ、なってしまった。
かあさまに生きてと言われたのに...。
ごめんなさい、かあさま。
「見事だ!」
「美しいな。」
「如何致しますか?血矢様。」
「気に入った!屋敷に連れて帰るぞ。」
「はっ!」
生きたまま、殺されるのか。
しかし、なんの抵抗もせずに 死にたくはない。
島から離れた今なら、海に飛び込んで逃げれるかもしれない。
一筋の希望に頼り、ヤツらの目を盗んで、樽から飛び出そうとした。
「っ!人魚が逃げるぞ!」
「捕まえろ!」
「っ!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!」
しかし、仲間の1人に気付かれ、後頭部を殴られ 気絶させられてしまった。
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