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全部入ったよ
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何度唇を重ね合わせたんだろう。
「ほら、ちゃんと口開いて」
促されて口を開かされて、
舌を絡め取られる。
初めての圧迫感と痛みに
呼吸が整わない俺を
あやすように仕掛けられると
不思議と呼吸が楽になる。
「そう、上手…、もっと力を抜いてごらん」
そうやって耳元で囁いて
ゆっくりと腰を押し進めてくる。
拒みたいわけじゃない。
でも、この衝撃をどう受け止めればいいのか
わからなくて、
身体は硬直し、
身体中の肌が汗ばむ。
額に張り付いた髪を払い除けて、
また俺の唇が塞がる。
いやらしく耳に響く水音に
頭ががクラクラする。
絡まる舌に必死になって
舌を絡めると
誠さんが更に腰を押し進めた。
「ぁあッ!」
背中が弓なりになる。
呼吸の仕方が分からない。
思わず誠さんの腕にしがみつくと、
切なげな表情の誠さんが口を開いた。
「頑張ったね。全部…、入ったよ」
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