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3にしおりをはさみました!
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3
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「……最低」
「うるせぇ変態」
「浮気性」
「してねえって」
「ゆうくん」
「なに」
「好き」
不意打ちの言葉にゆうくんはニヤける。よし、これで一勝一敗。
「…………調子乗ってっとスマホのパスワード変えんぞ」
「あー。ね」
めんどくさいから既に僕の指紋も登録済み、というのは内緒にしておく。
「ね、じゃねえよ。なんでそんな信用ねえの?」
「信用はしてるよ」
「じゃあ見る必要ねえだろ」
「あるよ」
「どこに」
「ゆうくんのこと全部知りたいもん」
「おかしいだろ」
「うん」
「………………」
「隠し事した時点で浮気とみなす」
「俺にもプライバシーとかあんだけど」
「ないよ。何言ってんの」
「お前ふざけんな」
「ゆうくんは僕のものじゃん」
「そうだよ」
あ、くそ。また負けた。
「お前みたいなド変態に付き合ってやってんだから少しは感謝しろよな」
「どっちが? もともとそっちだって素質あったじゃん」
「ねーよ」
「じゃあ今日のはなに」
「………………」
よし、勝ち。ズルしてるけど。
「……………知らねーよ、ばーか」
「いやあ、乱れに乱れてましたね」
「殺す」
「そんなに僕の精液好きでしたっけ」
「やめろ食事中に」
「ゆうくんなんて僕の精液だけで生きてればいいんだよ」
「アホか、死ぬわ」
「ほんと監禁したい……」
「犯罪やめろ」
「愛だよ」
「………………………あっそ」
「また口でしてよ、今度」
「なに、してもいいの。やなんだろ」
「……………………」
「……………………」
「……まあ、苦手だけど。……したい?」
「…………うん」
あ。
ドロー。
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