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瑛兎,どうしたの?にしおりをはさみました!
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瑛兎,どうしたの?
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結局アニ◯イトで楽しんでいたら
帰るのが19時になってしまった。
やばいやばい…。そういえば
瑛兎が待ってるんだった… !
「ただいま」
そうとだけ言って階段をかけ上がって
僕は自分の部屋に入った。
瑛兎は,いた。暗い部屋の中に疼くまって。
「おかえり。遅かったね。彼奴と居たの?」
声のトーンが低い。瑛兎じゃないみたいに。
少し…怖い。
「…居たけど…。どしたの?」
少し怖くなって後退りする僕。
とりあえず少し部屋の中が確認できる
間に電気をつける。
瑛兎は,か細い声で
「こっちきて…?」
といい俯きながら手招きしている。
どうしたんだろ…?
僕が近づくとふいに手を取られて
抱き寄せられる。
「は-....安心する。このままでいて」
声はいつもの瑛兎。だけど,なんか様子が変。
どうしちゃったんだろ..本当に。
「瑛兎…? どうしたの?今日は。変だぞ?」
率直すぎる質問する僕。
御免,距離感がわからないんだよ。
だけど瑛兎は黙り込んだまま
ギュ-ッとして僕を抱きしめたまま離さない。
暫くして黙っていた瑛兎が口を開いた。
「なぁ…律。好きだよ。大好き」
唐突に。好きだよ…って。
いや,嫌いだったら友達じゃないだろ。
大丈夫かな、本当に。
「いや,まあ僕も好きだけど?好きじゃなかったら友達じゃないだろ?大丈夫か?」
当たり前の回答をする。
なんか自信なくしたのかなぁ、
僕に友達が出来て。
すると,いきなり唇に何かが触れる感触がして
瑛兎がいつも以上に近かった。
いや,近いなんてものじゃない。
僕の唇に触れてるものは
瑛兎の 唇
だった 。
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