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18歳以上ですか?
ねぇ。にしおりをはさみました!
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ねぇ。
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1時間目後の休み時間が終わった。
瑛兎と翔汰はやっぱりギリギリに
教室内に入ってきた。
なんなんだよ…。
翔汰を見る。首筋に
赤くぽつっとなってるものがあった。
は⁉︎これって…キスマーク…だよな…?
ということは…瑛兎、に … 。
へへ、考えすぎだよな。
気の所為、蚊だよな…はは。
すると翔汰はその蚊に刺され(?)を
触ってふにゃりと笑った。
痒くないの…?信じたくないけど、
そうなのかな 、
全然授業に集中できず、
瑛兎と翔汰を交互に見ながら
授業は終わり、お昼休みになった。
僕はもちろん、翔汰のグループと。
けど 翔汰は今日は、お弁当を持って
瑛兎とどっかに行ってしまった。
気にしすぎだ、僕は。
仲良くなっていいことじゃないか。
うん、いいことなんだ。
僕がお弁当を食べおわっても
翔汰達は帰ってこなかった。
何してんだろ… 。
また胸騒ぎがしたので
教室を出て、人目のつかなさそうな
ところを手当たり次第、探した。
屋上、多目的室、東階段…
どこにもいなかった。
どこ… ?
少し涙目になったけど、
それでも探した 。
次は、裏庭。
これで最後になる。ここにいなかったら
ほかは人目のつくところだ。
そ-ッと近づいてった。
途中からなんか声が聞こえた。
何の声だ…?耳を立てると
「あ…ッ、やら…瑛、くんッ…ん、」
と聞こえた。
…聞きたくなかった。
これだけは。
そういう関係じゃないって信じたかった。
ただの"友達"だって。
何をやってんのか、すぐわかった 。
これをきいたせいでもう……
関係がわかっちゃったよ 、 僕。
ばれないように,そ-っと帰ろうと思った。
すると、気づかなかったものが
そこにはあった。
僕は何故か落ちていたバナナの皮
(ちゃんと捨てろよ)に気づかず、思いっきり
滑った。
「っつて……いってぇ…」
わりかし小さい声で言ったんだけど、
2人に気づかれてしまった。
すぐさま駆け寄ってきた。
瑛兎の服はまだはだけておらず、
翔汰ははだけすぎていた。いや、
もうほぼ着てないくらい。
翔汰はその格好はさすがにまずいのか
影に隠れてた。(見えるけど)
「…律…」
それが瑛兎の第一声だった。
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