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9にしおりをはさみました!
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翌日。今日は入学式!なんだけど……
「あいてて…」
昨日勇也にヤられたところがまだ少し痛い。腰をおさえながらリビングに行く。
今日は暁人も始業式があるらしい。
残念ながら、両親は今日も仕事。繁忙期で、なかなか休みを貰えないらしい。昨日は遅くに帰ってきた父親に全力で謝られた。まぁ、入学式なら高校でもあるので、別にいい。
学校に向かっていると、後ろから勇也が抱きついてきた。
「わっ!?」
「置いていくなんてひどいよー🥺昨日一緒に行こって約束したじゃん!!」
「……えっと…、あ!」
言われた気がする。すっかり忘れてた。
「ごめん…」
「まあいいよ。明日から一緒に行こうな!」
「明日は土曜日だよ…」
「あっ!そうだった!!」
2人で話をしながら歩いた。あっという間に学校に着いた。
教室に入ってからもしばらく話をした。
チャイムがなり、森田先生が入ってきた。
「みんなおはよう。今日は入学式だ。この学校の生徒としての自覚を持ち、引き締まった式にしよう」
と、すごく学校の先生が言いそうなことを言った。
体育館は教室から近い所にあった。長椅子が並べられている。6人がけなので、勇也はちょうど僕の後ろに座る。
校長先生はとにかく話が長かった。いや、長く感じたという方が正しいかも。腕時計を見てもまだ10分しか経ってない…。後ろを向いて勇也と話したかったが、森田先生が横にいてこっちを見ている。圧が凄い😥
5分くらいすると、森田先生は移動した。少しほっとする。トントン、と後ろから肩をたたかれた。振り向くと、勇也がニヤニヤしながら囁いた。
一緒に抜け出そうぜ、と。
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