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あの日の出来事(3)にしおりをはさみました!
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あの日の出来事(3)
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男の子が去ってからすぐ、乾いた拍手と共にまた別の足音が聞こえた。
暗闇の中から楽しそうに笑うルカさんが現れた
「いやいや、お見事だったよ。
まさか1人でこの人数を殺っちゃうなんてさ☆」
「……来るのが遅いですよ」
「そろそろ死にかけてるかなと思って手伝いに来てやっ
たけど、まさか1人で片付けちゃうとは ───
驚きだよほんと」
そんな話を聞いているとオレは意識が遠のき
だんだんとルカさんの声が聞こえなくなっていく。
そして、目が覚めると真っ白な天井が見えた
ここは医務室か
そうかあの時オレは気絶したのか
まああれだけ血を流せば倒れるに決まっている
「うっ」
起き上がろうとしたが撃たれた左肩や、弾がかすめた脇腹が痛む。これは肋骨も何本かいってるな。流石にここまでの怪我をしたのは初めてだ。
流石に痛みに鈍いオレでも動かない方がいいことは理解したため起き上がることを諦めて、もう一度目を閉じることにした
カラカラと扉が開く音がしたので目を開けるとルカさんが立っていた
「おっ、お目覚めですねお嬢さん」
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