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「そんなこと言うなら、鏡の目の前で、犯してあげよっか?あ、それとも、坂田の目の前で、鏡をマワすのもありかもしれないね」
彼はそういうと、何事もなかったように、立ち去った。
「坂田は、鏡の事大好きだもんね」
去り際に耳打ちされた言葉にはっと、する。
やはり、気づかれていたのか。
かつて、まだ、事件が起こる前、俺は鏡が好きだった。
鏡がどんなに変わってしまっても、この気持ちは相変わらず消えないことに気づいていた。
いいじゃないか、好きな奴が幸せになってほしいと思うのだって当然じゃないか
そう思って、俺は深いためいきをついた。
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