アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
束縛_8にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
束縛_8
-
「愁…愁…」
「あぁっ、…はっ…あっ…」
上半身の至る所に赤いシルシをつけながら、溶けそうに甘い声で名前を呼ばれ続けて。
緩く、深い所をずっと突き上げられている。
決して激しい動きではないのに、突き上げられる度に息が漏れてしまう。
中がヒクヒクし続けているのが自分でもわかって、でも止めようもない動きに体がついて行かない。
「も、もうっ、優也さ、はっ…」
頭の中がクルクル廻る。
「全部忘れろ。俺だけ見てろ。何も考えるな。」
するりと舌が入り込んできて絡めとられる。
ビリビリっとした感触が体を走って、大きく揺れた。
ズンズン
奥を強く突き上げられて何も考えられなくなった。
感覚を手放すと、体がバラバラになっていく。
「…っうっ、…、ゆ、やさ…くっ、いっちゃ…」
「愁…飛ぶなよ。」
ぐいっと揺さぶられて、しがみついた。
「優也さぁ、ん…ああーっ、いくーっ」
体が弾けた気がする。
しがみついた背中に爪が食い込んで、ビクビクと揺れ続ける。
「中だけでも充分気持ち良さそうだな。」
しがみつかれた優也さんが笑う。
見ると下半身からは何も出ていない。
確かに今、達したのに。
ゼイゼイと息を整えていると、優也さんが少しずつ腰を引いていく。
「あ、あ、…」
内臓が引きずられているようで心許なくて。
優也さんの腰に腕をまわす。
「まだ、やめない。愁の中が空っぽになって、逃げる体力がなくなるまで」
引き抜きかけたその塊をズシンと奥に突き刺された
「っ、あーぁっ。あっはぁ、あうっ。」
乳首をきゅうっと唇で挟まれて、簡単にまたいかされてしまう。
連続で達した体は、もう訳がわからなくなっていて、悲鳴みたいな喘ぎ声だけが喉から出ている。
「愁、気持ちいいな。ほら、こっち向いて。」
頬に手を添えられて、揺らされながら優也さんを見つめる。
汗が流れる額に前髪がハラリと落ちていて、濡れた唇が僕の名前を呼ぶ。
綺麗だ。
こんな行為の最中でも、見惚れてしまうくらい。
優也さんに触れようと手を伸ばすと、そのまま引っ張り上げられて起こされる。
中に入ったままだから、当然さっきよりも深く突き刺さってしまう。
「あうっ、…ふぅ、ん…優也さん…も、わけ、わかんないっ…あっ、はっ、あぁっ…」
「愁、俺はお前が一番大事だ。誰かの所に行くなんて絶対に許さない。誰にも渡さない。愁にどんな過去があったとしても、それは変わらない。」
そう言われた事で、優也さんが過去を知りたがっているのがわかる。
本当に変わらないんだろうか。
過去を知っても今と同じように見てくれる?
「ああっ、もうっ、出ないっ、からっ」
性器をくすぐられて背中が仰け反る。
座った体勢ではどこまでも倒れていけそうで、自分の腕で支える直前に優也さんが腕で抱きとめてくれた。その胸に抱き寄せられて突き上げられると、本格的に意識が怪しくなってくる。
「優也さ、んっ…すきっ…好きっ…だからっ、嫌いにっ、ならないでっ」
「ばか言うな。愁を嫌いになる時なんてこない。」
ずんっと奥を突き上げられて、前立腺まで擦られる。
「あぁーっ。優也さっ…もうっ…も…」
「俺も限界だっ…」
これまでにない激しい腰の動きにガクガクと揺らされて意識が遠ざかっていく。
喉から訳のわからない言葉が溢れてきて、優也さんが揺らす振動に身を任せる。
「も…ゆ、やさっ…いっちゃう…」
「愁、愛してる」
聞こえた言葉の意味も考えられない間に最奥に熱い飛沫を感じて、僕は意識を手放した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
110 / 155