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嫉妬にしおりをはさみました!
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嫉妬
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急いで帰って来て良かった
なんかお昼くらいから嫌な予感してたんだよね
はぁ…我が妹よ
お前は人の彼氏に何してんの…
「はい、ストップ。そこまで。離れて離れて~」
走って帰って来たから息が少し上がってるのをバレないように永瀬から彩花を引き剥がした
なんかはぁはぁ言ってたらカッコ悪いでしょ?
「ちょ、お兄ちゃんいつ帰って来たの?!」
「今だよ。今。てかお前は何人の彼氏襲ってんだ」
ベシッと彩花の頭を叩くと「いてっ」と言って涙目で睨んできた
おい、そんな痛かったのかよ
「だってチャンスだと思ったんだもん。お兄ちゃんいないし」
「だからって…まぁいいから、いや良く無いけど、部屋から出てけ」
グイグイと彩花の背中を押して部屋から追い出した
彩花はばーかとだけ言って部屋に戻っていった
…さて…今僕は永瀬と部屋で2人っきり…
「てか、永瀬も永瀬でいつまでフリーズしてんだよ」
僕1人がドキドキしてるのにこの子ったらアホな顔でまだ固まってますよ
「永瀬。おーい永瀬」
とツンと頭を突くとハッと我にかえっていろいろ思い出したのか「お、俺、あ、彩花ちゃ、ちゃんに、こ、こくは」とオロオロし始めた
もう可愛いなこのやろー
「はいはい。分かったから落ちついて」
「え、あ、うん」
はぁ…もう疲れた
平然を装ってるけど本当はあの時、彩花の唇に永瀬の唇が触れそうになったのをみて嫉妬とかで僕狂いそうになったもん
でも、妹のまえで取り乱すなんて恥を晒すわけにもいかないし
でも、今はもう2人っきりだし
…もう、いいよね…?
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