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消えた音にしおりをはさみました!
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消えた音
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慰めるような兎羅のキス。
泣きながら、それを受け入れるボク。
琉は、ずるっとペニスを引く。
でも、それは、最後まで抜かれることはなく、再び、ボクの中へと埋められる。
「ぅ……ぁっあっ………っく…ンッ…」
琉は、緩く腰を律動し続ける。
ボクの中で、琉と兎羅のペニスが擦れ、振動する。
緩い律動に、ボクは、2人のペニスを飲み込んでいることを知らしめられる。
「ぁ…………はっ……」
繰り返される律動に、馴染んだボクのアナルは、柔軟にそれを受け、快感を拾い上げていった。
「嫌だって言ってる割に、涎、垂れてんぞ…? 淫乱が……」
押し出されているように、ボクのペニスから、精液が溢れ落ちていた。
緩く突かれる度に、だらだらと精液を垂れ流すボクのペニスに、琉の手が絡みついた。
「かはっ………」
ぐにっと強く掴まれたペニスに、詰まるような息が零れた。
「汚すな……」
ペニスの尿道口に、ぴたりと宛がわれた感触に、ボクは、はっと息を飲む。
ずるっと挿り込んできたそれは、尿道プジーだった。
「ぁっ………はっ…」
動かなくとも、2本のペニスを飲み込んだアナルの中では、前立腺は押し潰されたままで。
どんなに快楽に従順な身体でも、許容には、範囲があって。
2本の肉棒に、既に押し潰されている前立腺を前からも刺激されれば、ボクの意識は、ショートした……。
ピアノの音は、鳴らなくなって。
兎羅が1人で、ボクのところに来ることも無くなっていた。
「選べないなら、何度だって、試させてやるよ…」
そう言って、琉は、間を置かずに、何度もボクを2人で抱いた。
2人に抱かれるボクは、いつも疲れて、泥のように眠っていた。
食事も喉を通らなくなり、ボクは、少しずつ窶れていった。
食事より、睡眠を欲していた。
深く眠り、身体を休めたかった。
現実を忘れ、心を休めたかった……。
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