アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
〃 ⑤にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
〃 ⑤
-
「こんなになってんだぜ、雷市」
低く囁いて、チュッと おでこにキスをする。
「ん…サナーダ先パイ……ここに」
と、雷市が自分の唇に指をあてる。
「ここが、イイのか…?」
オレは、雷市の おとがいに手を掛け、
親指で その下唇を そっと撫でる。
「そ、そこがイイですっ」
必死な目で訴えられたら、もう止まんねーよなぁ
「ん、」
雷市の唇に激しいキスを落とす。
朝から期待が膨らんでたんだ。
やっと、腕の中に抱けたんだ。
唇を熱く押し当てる。
あー、気持ちイイなぁ、と思ってたら……
雷市の舌が ちろちろとオレの唇を舐めてくる。
……ったく、自分の恋人ながら 肉食系とは知らなかったぜ。
オレの歯が雷市の舌を噛んで逃がさない。
あはは、雷市が慌ててる。
そのままオレの舌を絡めながら、雷市の舌を吸う。
「あっ」
あー、こういうキス、初めてだっけ?
雷市がビックリしてる。
でも、逃がしてやんないよ。
オレの舌で、雷市の口の中を いじくり倒す。
「ん、ん、ん」
雷市がトロけそうな顔で、オレの舌を追ってくる。
声が鼻に掛かって色っぽい。
「あ、ん…先パイ…しゅんぺー先パイ」
?! 名前で呼ばれた。
そう言えば、監督にも名前で呼ばれたよな……
顔を離して、雷市に聞く。
「いま、名前で呼んだ」
「え ?! あっ、あのっ」
と、雷市が更に赤くなる。
「オレ、ずっと、しゅんぺー先パイ、って呼ん
でみたくてっ
て言うか、家では ずっと そう呼んでてっ」
あー、それで、監督も……
「ウチ、親父はライゾーで、オレはライチで、
なんかポケモンみたいでっ」
雷市が必死に続ける。あはは、ポケモン!
言えてるかも。ライチの進化系がライゾー?笑える
「でも、しゅんぺーって名前は、シュン!として
ぺー!って、かっこよくて!オレ、憧れててっ」
「シュン!としてぺー!って、何だよ。
意味、分かんね」
思わず、オレが吹き出す。
「まあ、いいや…親、兼、監督 公認だもんな…
らいち、いただきまぁす♪」
「えっ?」
オレは、雷市を布団に引きずっていった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 35