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翔sideにしおりをはさみました!
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翔side
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翔「そんで俺は出雲中学校に入学したんだ。それからはみんなが知ってる通りだよ。自分自身を見せるのが怖くて変装したり話し方を変えたりして、みんなに嫌われないようにしてた。そんなことしてたらなんでか分からないけど生徒会役員に選ばれてみんなに出会った。そんでトーマが転校してきてみんなに本当の俺のこと伝えられるようになった。これで俺の話は終わりだよ。長い間話しちゃってごめんね。もう2時過ぎだ」
いくら明日が休みだからって流石に話しすぎたよな
それにいきなり小川のせいで俺の両親が死んだって…重すぎる…よな
俺が下を向いていると竜が1人立ち上がって俺に向かって歩いてくる
竜は俺の前まで来ると俺の頭に手を置いてぽんぽんと2回頭を叩いてきた
竜「翔。話してくれてありがとうな。話すの辛かっただろ?思い出したく無かったよな。ありがとうな。よく頑張ったな。これからはお前の隣で色彩や田中以外にも俺らが居る。俺らがお前を支える。っても、いつもお前に助けられてばっかりだけどなw」
俺はみんなの顔を見た
みんな俺に向けて優しく微笑んでくれてた
凄く嬉しかった
同情とかそんなんじゃない優しい笑顔だったから
翔「そんな…ことない…グスッ…よ」
竜「なぁ翔。俺凄く嬉しかったんだ。これで俺も翔の力になれる。翔、本当によく頑張ったよ」
翔「ありがとう」
雅「翔、いつでも頼って下さいね。生徒会役員の中で私が1番頼りになる自信があるので」
雨「ええー!そんなことないよー」
雪「コク。ぼく…ら」
雨「そーだそーだ!僕たちの方が翔の力になれるもんねー」
雪「コク」
勇「俺もお前の力になりたい。だから、頼ってくれ。生徒会よりは風紀の方が役に立つぞ」
竜「なんだとー!風紀なんかより生徒会の方が役に立つんだよ!」
冬「なぁ翔。こいつら本当に賑やかだなw」
翔「そうだね」
冬「良い仲間持ったな」
翔「うん」
冬「田中にも報告しないとな」
翔「うん、早く元気になって欲しいよね。そんで正臣にもみんなを会わせてあげたい」
冬「そうだな。田中を信じような。あいつなら大丈夫だ」
翔「だって、俺らの親友だもんね」
冬「あぁ」
本当に良い仲間に出会えた
あの時出雲中学校に行くって決めてよかった
きっとトーマたちのお世話になってても良いことがあったのかもしれないけど、こんな風にみんなと一緒に過去に向き合うことはできなかったと思う
だから、本当に良かった
翔「ふふっ。ははっはははっ」
全員「ッ‼︎‼︎⁇⁇」
翔「父さんと母さんにまだちゃんと報告できてなかったんだけど、みんなのおかげでできそうだよ。ありがとう。これからもよろしく。」
全員「ッ‼︎////////////」
その日俺たちはトーマの部屋で話し合った
そして気付くとそのまま眠りについていた
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