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18歳以上ですか?
60にしおりをはさみました!
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60
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薬も風呂も済ませて、ベッドに促す。
この数日間避けられていたから殆ど話していない。そのためにかなり欲も溜まっていた。
だが、今の状態の荒太に無理はさせたくないので、もちろん手は出さないと決めていた。
しかし、俺のことを強欲な獣とでも思っているのか、荒太は同じベッドで寝ることを拒否。
俺がおかしいのか……?付き合っていても、別々に寝るものなのだろうか。
まるで一緒の場所で眠るのは嫌だと言われているようで、顔が曇る。
なんだかんだで荒太は隣に入ってきてくれた。
若干顔が赤いし、照れていただけなのだろうか。
よく分からないが嫌そうな様子では無くて少し安心。
小さく丸まる荒太が可愛くて、頭を撫でおでこにキスを落とした。
すぐ眠りに入った荒太の寝顔はいつもより幼くて、思わず笑が零れる。
……のはいいんだけど、丸まった荒太の手が、俺の腰に当たっているのがとてつもなく気になる。
というのも、その位置は右の骨盤辺りで、かなり際どいのだ。
ここのところかなり荒太不足だったから余計に悶々とする。
あーあーあー。
耐えろ俺。頑張れ俺。
…それにしても、荒太と付き合えたんだよな。
スゲェ嬉しい。
アイツのことを知った時は、まさかこんなことになるとは思いもしなかったな。
荒太は恋人に対してどんな態度なのだろうか。
結構、そういう相手には態度変わる奴って多いもんな。
デレてくれてもツンとしていても良いけれど、今日の様子だと多分ツンだな。
これからが、楽しみでしょうがない。
「……んっ…………。」
荒太がもぞもぞと動いてくれたお陰で、その手は骨盤から離れたものの、今度は臍とその下付近に移動。
……これはわざとなのか?
わざと、こうして、俺の欲を掻き立てているのか?
たまに指先がピクピクと動いて少し擽ったいし、もうそうとしか思えなくなってくる。
しかし、依然として荒太の目は閉じられたままだ。
少しだけ開いた口に、思わず指を差し込みたくなる。
俺の方に横向きになっているために、くびれたウエストが更にへこんでいる。その曲線美に魅せられて、その腰を掴んで激しくナカを突きたい衝動に襲われる。
もう頭の中では荒太とセックスしていて、そのおかげで俺のものは勃っていた。
はー………。
溜息をついて、身体の熱を鎮めるためにもう一度シャワーを浴びた。
…………因みに風呂で二回抜いた。
side 遙 end
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