アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
1-6
-
普段の俺は平凡な大学生。
だから、平日にはもちろん講義があるしバイトもしてる。
この前の休日に家にアンドロイドが届いてから早3日が経った。
雪也はというと、本来インプットされている機能からか家事全般は全て主婦並みにこなせる。
でも、もちろんあいつも食事もするし、そのための買い物もする。
だから、金銭的にはただでさえギリギリな貧乏大学生な俺が養うのは今後無理が出る。
それに、見た目中学生な雪也が普通に平日の昼間からスーパーにいたらかなり周囲から変だと思われるし……
「好きなだけ居ろとは言ったけど、問題だらけなんだよなぁ…」
「おい樹!なーに独り言言ってんだ?末期か?」
「なんだよ末期って…」
「お前彼女ずっと居ねぇじゃん?だからついに妄想彼女でも作ったのかと…」
「んなことする訳ねぇよ」
「でも、さっきから好きなだけ居ろとか問題が…とかひとりで呟いてるし……割と引くわー」
声に出てたっぽい……
このMr.デリカシーゼロ男が俺の大学の一番の友達(?)になるのだろうか……と些か自分でも疑問に思ってしまうが魅道傑(ミドウスグル)という男だ。
「おーい。樹くーん。帰ってこーい」
「どこにも出かけてねーよ。」
「今週の樹はなんだか心ここに在らずだからなーんか引っかかんだよねー」
勘のいいやつ…
「あっ!もしかして…」
その大声に思わずビビる
「樹くんついにカノジョ出来ましたねー?!?!」
……
とりあえずバカで良かった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 33