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file1 ♂薬⑤
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チョロ松は 十四松に 倒れ掛かってきた。
気絶してしまったらしい。
流石に このままでは マズイと思い
チョロ松の パジャマを 直すと 2階へ 運んだ。
泣きながら トイレの 掃除をした後、
自分の パジャマも 汚れている事に 気付き
普段着に 着替えた。
とても 眠る気になれず 物干し台に出た。
膝を抱えて 座り 何が 起きているのか 考えた。
チョロ松兄さんが おかしいの?
それとも 僕?
♂薬…デカパン博士は 影響はないって 言ってたけど…
朝になったら デカパン博士の所に 行ってみよう。
そんな事を 考えていたら いつの間にか 眠っていた。
「……まつ。おい、十四松!起きろ メシだそ!」
「…あ。カラ松兄さん おはよう。」
「なんで こんな所で 寝てるんだ?
それに パジャマじゃないし。
どっか 行ったのか?」
「あー。何でもないよ。兄さん…」
十四松が 部屋に 戻ろうと した時
腕を 掴まれた。
「…十四松…なんか いい匂いが するな」
「えっ!? 匂い?」
ジリジリと カラ松が 近づいて来た。
「カラ松兄さん 痛い!」
と、言うと
「あ…すまん…」
パッと 手を 離してくれた。
やっぱり 僕が原因なんだ。
もう このまま デカパン博士の所に 行こう。
十四松が 玄関に 行くと
トド松に 呼び止められた。
「十四松兄さん こんな 早くから 何処行くの?
ねえ、今日は 僕と お出掛け しない?」
「ごめん、トド松 今日はちょっと…」
話をしていると 一松も 顔を出す。
「十四松ー、今日は一緒に 野球…」
十四松は 返事もせず、家を 飛び出した。
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