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*つながる
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*夢翔side
何に反応したのか分からないけど。
指の隙間からのぞいた祐樹さんの瞳は、
前に見たライオンのような瞳以上に獲物を捕らえるようなぎらぎらとした瞳で俺のことをじっと見つめていた
男らしすぎて…直視、できない。
……
………
なんて、他のことを考えていたら。
「ゆめと?」って名前呼ばれて
「なに?」って返事したら
「おまえ、そんなことしたことちゃんと覚えとけよ。知らないからな…」
あきれたような声とため息とともに祐樹さんが頭を抱えていた
…なにか、俺。祐樹さんの気に障るようなことしたの、かな。。
なんて、違うことを考えていると。
「え?…なに?!……う、そ!!んっ!!!は、ぁ・・ゆっきさんっ!!!!」
「っ!」
ずっと止まっていた祐樹さんのが
突然俺の奥を突き刺すように一気に入ってきた
痛いのか、気持ちいいのか分からなくて
呼吸の仕方も分からなくて、浅い呼吸を何度も繰り返す。
自然と視界がぼやけてきて、冷たいしずくが俺の頬を伝った
「っ!!夢翔!ご、ごめ…!とりあえず、深呼吸して!」
「はっ、はっ・・ゆ、き・・さ…」
「大丈夫、大丈夫だから。まずゆっくり深呼吸な」
祐樹さんは、俺の頭を撫でながらゆっくりと呼吸を促してくれた
徐々に、過呼吸も落ち着いてきて、ゆっくりと息が吐けるようになってきた
「夢翔、ごめん…おれ、凄く理性飛んでた・・夢翔に煽られて、そのまま勢いで…痛かったよな、怖かったよな。ほんとごめんな」
そう言って、俺の頭を撫でながら必死に謝ってくる祐樹さん。
「祐樹さん、俺の中で入ったままそんなこと言う?」
「いや、、抜こうとしたけど・・いや、抜くまで意識してなかった。ごめん」
「ふふ、大丈夫だよ。ちょっと怖かったし、痛かったけど、今はなんともないし。まぁ、煽ったつもり全くなかったから、どこでスイッチ入ったのか知らないけど…次は気を付けてよね」
右手で覆い被さる祐樹さんの肩に軽くパンチする
「ほんとごめん!!!マジで気を付けるから!」
「ん。」
「とりあえず、なじむまでこのままいさせて?」
祐樹さんは俺の中に入ったまま
俺の上にポスンと覆い被さってぎゅーっと抱きしめた
「俺、さ。こんなセックス初めてだわ。」
「え?」
突然耳元で、祐樹さんがそんなことをつぶやく
「これまでは、気持ちいいとかじゃなくて、ただ男女間でのセックスしてますって感じ。なんか、機械みたいな?とりあえず付き合ったからやるみたいなさ」
「う、ん」
「だけど、こうして夢翔と繋がって。俺の立場は結局“男”としてだけど。こんな満たされるセックスしたの初めてだもん。」
そういうと、ガバッと起き上がり
俺の目を真っ直ぐみた
「夢翔、改めてありがとう。。こんな奴の相手してくれてありがとう。それから、俺に最高の幸せを与えてくれてありがとう。。」
うっすらと祐樹さんの目に涙がたまっているのが見える
俺だって・・俺だって同じ気持ちだよ。
抱かれる側になるなんて想像もしてなかったけど。
すげぇ今幸せだなって感じるよ
「祐樹さん、祐樹さん・・・っうぅ…ゆ、き…ズッ。。。」
「あぁあ、また、俺泣かしちゃったなぁ」
「ズッ…そ、だよ。祐樹さんは罪な男なんだからねっ」
「あー、それはごめんなさい…夢翔のこと気持ち良くさせるから、俺頑張るからそれで許してっ」
「あ、反省してないな!!」
まだ、祐樹さんとは繋がったまま。
俺の体が慣れてくるまでの少しの時間。
温かい空気が二人がいるベッドルームを包み込んだ
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