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Lock on!6 R18
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絡まる視線に熱が篭もる。
思ったことを口には出来なくて、オレはただ鳴き声を上げるばかりだけど。
「今日は視線逸らさねぇーのな、ずーっと俺見てんじゃん」
「だって…ぁっ、ん…やぁ」
雪夜さんから目を逸らせられない。
普段のオレならとっくに両目を瞑って、恥ずかしさと気持ち良さの狭間で耐えている頃なのに。
潤んでいく瞳は雪夜さんを見つめたまま、いつもと違う雪夜さんの姿を捕らえて離さないんだ。
「星くん、さっきからだってばっかじゃ分かんねぇーぜ?可愛い口で言ってみろよ、言えねぇーならこのまま……ココ、触れてやんねぇーから」
カーディガンのボタンを外し終わった雪夜さんの右手は、薄いシャツの上から乳首に一瞬だけ触れると、オレの頭を撫で始める。オレを支える左手は服の中に入り込んだまま、背筋をなぞって下へと降りて。
言われていることは意地悪なのに、オレに触れる手はとっても優しく感じるから。絶妙なバランスでオレを操る雪夜さんを見つめ、オレは等々思っていたことを言葉にしてしまった。
「あの……ん、スーツだからっ…なんか、そのっ」
「スーツだから?いつもより興奮すんの?」
「ひゃぁっ、ぁ…やめっ」
優しかったはずの雪夜さんの指先で、直接オレの乳首に触れられ、上ずった声が漏れる。雪夜さんのニヤリと上がった口角は下がることがなく、オレの羞恥心を煽って更なる熱を持たせていく。
「星、ちゃんと言えて偉かったな」
「んぁ…雪夜っ、さ…んっ」
言葉と手つきがアンバランスで、それなのに感じる愛情が憎い。愛されているからこそ、深みにハマっていくような、妖しくて危険な雪夜さんの雰囲気はオレをどんどん壊してしまう。
「あっ、ン…もっと……」
雪夜さんにもっと触れて欲しい。
焦れったく感じる両手の動きがもどかしくて、オレから雪夜さんに強請れば、雪夜さんはオレの望み通りにしてくれるから。
「すげぇー可愛い、星くんいい子」
はだけたシャツから露わになった胸の突起に、雪夜さんの唇が触れて。視界から消えた雪夜さんの瞳を恋しく思いながら、オレはその刺激に声を上げた。
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