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第六十二話
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罅)「今日はホントありがとなこれも洗って返す」
大)「いいよいいよ、今度食べ来てくれたらチャラにするから」
罅)「うん、俺甘い物好きだから絶対来る」
大)「楽しみにしてる」
頭を撫でられて咄嗟に兄貴を思い出した
また撫でてほしいな…なんて
罅)「んじゃ」
俺はヘッドホンをつけて家に帰った
大)「頑張れ」
大地がそんな事を言ったのは知らなかった
罅)「…」
家に帰り二人の靴を見てまたイチャイチャしてると思うと黒い渦みたいなものが胸の奥にあった
罅)「俺に関係ないじゃん…」
自分の部屋に入ってベットに潜り込む
自分の匂いに落ち着きながらウトウトしていた
罅)「はぁ…」
聞こえるのはヘッドホンから聞こえる声だけ
『罅 今日はホントありがとな!
洋服は明日返すしなんかお礼的なものいる?』
『大地 元気になったみたいで良かった最近落ち込んでる様子だったからさ
お礼ならあいつらと話してやってくれ
喜ぶぞ』
どこまでお父さんなんだろとか思いつつ(笑)
『罅 最近勉強の事しか考えてなかった…
そうだな…明日話してみるよ』
『大地 そうしてやってくれ俺はそろそろ寝るけどお前は?』
『罅 早っ(笑)俺も疲れたし寝ようかな』
『大地 そうかお休み』
『罅 うんおやすみ』
俺はそう返事してヘッドホンを外して眠った
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