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馴れ初め 6(死ネタ注意)
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女がクァナの上で腰を振っている。
濡れた音と嬌声が室内に響く。
クァナは一度、女の口でイっている。
その時の表情は身震いするほどヒュウの下腹部を直撃した。
そして、再び今、女の体内でイかされようとしている。
時間をかけて解した女の後孔は十分に柔らかくて、ヒュウは珍しく女相手に硬くなった自分の屹立をあてがった。
「じっとしてろよ」
先端を挿し入れると、呑み込まれるように奥へ引っ張られる。
それに合わせてヒュウが腰を進めた。
女が熱い息をこぼし、それを合図とするかのようにヒュウが奥を突くように小さく動く。
粘膜越しにクァナの熱を感じる。
女の中でクァナとぶつかり合う。
やがて、女も自ら腰を振り始め、それぞれに高まっていく。
ヒュウは大きくスライドするような動きに変え、突き上げた。
すっげ、気持ちいい。
久しぶりに呼吸を乱している自分に笑えた。
女の体に挿れてるのに、気分はクァナを抱いているからだ。
女の肩越しに見えるクァナの苦しそうな気持ち良さそうな顔。
それを見ながら腰を振る自分。
女の中でごつごつと擦れ合うクァナの熱塊。
いつか自分の手でクァナを喘がせたい。
そんなことを思っていると女がひときわ高く啼いた。
びくびくと女の粘膜が痙攣し、クァナもヒュウも精を吐き出す。
しばらく室内は、乱れた呼吸の音だけになった。
その呼吸も整わない内に、ヒュウが身をかがめ女の首筋の皮膚に牙を貫通させた。
「痛っ」
早い呼吸を繰り返しながら血を吸い上げる。
くったりとしていたクァナも、その匂いに目を開け、目の前の女の首筋に牙を立てた。
前からも後ろからも抑え込まれた女は身動きが取れず、声だけで抵抗していたが、それも聞こえなくなった。
やがて女の肌から赤味が消え、心臓が動きを止める。
ヒュウはずるりと女の中から自分のモノを抜くと、冷たくなり始めた女の体をベッドから落とした。
クァナの隣へごろりと横たわるとヒュウが聞いた。
「どうだ? 甘かっただろう?」
「うん、びっくりした」
返事をしながらヒュウへ向くクァナの顔は無邪気な笑顔だ。
初めての味に感動しているのだろう。
それを見てヒュウも得意げに笑った。
喜んでくれたなら自分も嬉しいし、この顔をまた見たい。
ヒュウはそう思ってクァナの髪をくしゃっと撫でた。
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