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3章ー7
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日曜日。
俺の体調は問題ないと判断した。平熱だったし。
というわけで今俺は金城先輩とデパートにいる。
先輩曰くデパートの6Fに展示室があるらしい。
行ってみるとかなり人がいた。
親子、友達、カップル・・・いろんな人が来ている。
ここに飾られている絵は風景画だった。
俺はこういうところに来たことがあまりないけれど、この飾られている絵は綺麗だと思った。
また、この絵を描いた人の人生についてものっていた。
この人は、小さいころから絵を描いていたらしい。
「ねぇねぇ!これとかすごいよ!こことかいろんな色を使って・・・」
金城先輩のテンションが非常に高い。
金城先輩は美術館とかよく行くって言ってたし、鑑賞するのが好きなんだろうな。
そろそろ終わりに近づくころ、誰かとぶつかる。
そのとき、金城先輩に抱きしめられる形になってしまった。
「あ、すいません・・・」
金城先輩は少し沈黙していた。
何かに驚いていたような顔をしていた。
「中村さん・・・」
金城先輩は俺を後ろから強く抱きしめた。
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