アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第4章 3
-
ぐるぐると回って
1つの雑貨屋に入る
「ねね、ハオト君は何が好きなの?」
「ユッキーは……あー………案外ユッキー何でも好きですよ」
「んー…悩むなぁ」
「…そうですね、でも俺もトアも誕生日プレゼント在り来たりでしたし、面白いのとか」
「成る程ー」
ユッキーかぁ
何か変なのあげてもねってトアと話してて普通な感じのしかあげれなかったな
でもユッキー本当イケメンで、あ、無駄な
あげたのは必ず何処かで使ってくれてたよね
思い出に少し頬が緩む
少し浸れば、現実に戻りプレゼントを考える
トアが、喜びそうな物
「………………」
「んー…じゃあ俺コレかなぁ」
「へっ?…えっ!?」
「ん?どぉ?ダメかなー」
ロミオさんが手に取ったのは指輪
体温で色が変わるやつ
「奇想天外でしょ?面白いでしょ?」と、自信満々で
どうしよう
何て返そう…
「…良いと思いますよ。ユッキー案外好きそうですし」
「へへへ、じゃあこれにしよっと」
「…俺は……」
「…トア君?」
「はい」
「………そうだねぇ、シンプルにストラップとか?」
と、壁にかかったストラップを指差すロミオさん
種類も形もいろいろで
そう簡単には決まらなさそうな…
…でもま、スマホ被っちゃったし
良いかもね
「じゃあまぁ、紐型でー」
「うんうん」
「……小さいのとかは何か」
「そうだねー」
「…あんまり派手なのも」
「だね」
「…コレとか」
手に取ったのはクマのストラップ
大体消しゴムくらいの大きさ
ハートを抱えて首を傾げてる
…可愛い
いや、可愛すぎるかな
え、どうしよう
「良いんじゃないかなー?」
「そ、そうですかね」
「うん、可愛いし、青色だしっ」
「そ、そうですよね!(青か!よかった!)」
結局
買ってしまって、包装してもらって
後から後悔してる
「じゃあ僕準備あるから、またねー」
「あっ、はい!また!」
でも
自分で選んだ事だし良いかな
デパートを出てロミオさんと別れる
帰り道も鼻歌を歌いながら
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
70 / 181